さいたまにあTOP >> 観る

元荒川にうつる桜景色

1250views

このエントリーをはてなブックマークに追加

JR宇都宮線下り方面に乗って、大宮駅から約10分。
東大宮駅を過ぎると、車窓にはのどかな田んぼ風景が広がります。
その街が、埼玉県蓮田市です。
その街に流れる元荒川の河川敷には、約400mに渡りソメイヨシノが植えられ、昔から地元市民に愛される桜の名所となっています。



この川沿いの桜は幹の低い位置からも枝が出ているので、公園などの桜よりもかなり身近に満開の花を感じられます。
また、時期によっては菜の花も咲いているので、桜のピンクと菜の花の黄色、川と空の青という春のグラデーションを楽しむこともできます。

毎年4月の第一土曜日には、蓮田市商工会が主催する「商工祭さくらまつり」が開催され、地元の個人飲食店や出店が美味しい食事とお酒を提供します。



出店している個人店からお気に入りのお店をみつけたら、後日、本店の方を訪れてみることもおすすめします。
田舎の個人店とあなどれないお店が多数あり、地元グルメを楽しむことができるでしょう。

さくらまつりでは、食以外にも商工会が企画するイベントでも盛り上がります。



こちらは毎年恒例となった「ダックレース」の様子です。
観客は、事前に地元のお店などで1枚(1羽につき)100円のダックレース券を購入します。
さくらまつりの当日、番号をふられた何百羽というおもちゃのアヒル達が川に放たれ、ゴールに着いたアヒルの番号順に景品が当たるというイベントです。
わーっ!!と盛り上がるというよりも、川の流れにのって、ゆっくりと大量のアヒルたちが流されていく様子を、ビールを飲みながら眺める。
そして、気がついたら先頭のアヒルがゴールしている。
そんな、なんともゆったりとした、のどかなイベントです。
たまにコースアウトするアヒルもいて、ゴール地点で待ち構えるスタッフの方たちが必死に回収に向かう姿と、橋の上から「あっちにアヒルが逃げているよ!」と叫ぶ観客の姿がなんとも微笑ましいです。
川の中で忙しく動き回るスタッフと、それに反してどんぶらことゆっくり自由に流れる大量のアヒルたちのギャップが面白く、ひそかに人気のイベントとなっています。

さくらまつりは10~16時の開催ですが、夕方以降も川沿いには多くの人が残ります。
夕暮れ時には、川が一面の夕焼け空を映して紅く染まります。



ちなみに、夜には提灯に灯りがともるので、夜桜を楽しむこともできますよ。

この元荒川沿いの桜並木は、周囲に高い建物がないこともあり、絶好の撮影ポイントとしても知られています。
特に鉄道ファンの間では、「川と桜と陸橋を渡る電車」の3点セットの風景を写真におさめることができる隠れスポットとして有名です。
なかなかご縁がないと行くことがないだろう蓮田市。
一度、さくらの季節に訪れてみてはいかがでしょうか。

その他の記事

この記事へのコメント

マップ

本記事は2014年05月14日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。

著者情報