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埼玉県立歴史と民俗の博物館で、古代から昭和まで歴史を知る

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大宮公園周辺には多くの博物館がありますが、なかでも「埼玉県立 歴史と民俗の博物館」は最も古くからあり、埼玉県を代表する歴史博物館でもあります。



木々にかこまれた池を見下ろす場所にある博物館では、埼玉県にまつわる、石器時代から近現代までを、貴重な資料とわかりやすい解説で紹介しています。体験ゾーンも充実していて、何時間でも楽しむことのできるスポットです。

埼玉県には縄文時代から人が住んでいました。古代には行田にさきたま古墳群が築かれ、平安時代には北部を中心に武士団の本拠地ともなりました。塙保己一や渋沢栄一ら郷土の偉人の業績も忘れることはできません。
常設展示では、本物の出土品や模型、古文書などをふんだんに使って、埼玉の悠久の歴史を知ることができます。

日本各地には古くから土着の信仰がありましたが、埼玉にもまた、土地と深く結びついた祈りの文化が息づいていました。関東地方特有のものとして、武士の信仰に由来する板碑があります。秩父で産出する石が板碑を作るのに適していたこともあり、埼玉には多くの板碑が残されてきました。常設展示では吹き抜けの空間を大きく使って、埼玉ゆかりの板碑について解説・紹介がされています。


近現代についての展示では、くわやすきなどの農具や、戦時中の印刷物、代用品で作られた生活品、昭和の暮らしを思い出す懐かしの電化製品と、本物の展示が満載です。
子どもたちには新鮮で、大人にとっては昔を思い出す品々に、時を忘れて見入ってしまいます。


そして体験広場には、昭和の風景が再現されていて、木の電柱や駄菓子屋さん、名車スバル360に囲まれて、ベーゴマやメンコといった遊びを体験可能です。




この博物館は昔から体験コーナーにとても力を入れていて、屋内の「ものづくり工房」では、ここでしか作ることのできない品々の制作ワークショップが開催されています。
まが玉作りや藍染体験は毎日開催されていて、わかりやすいアドバイスで誰でもオリジナルの作品が作れます。

また申し込みをすることで、平安時代の十二単や武者の鎧を着ることができるイベントや、古代の銅鏡を制作するワークショップにも参加可能です。

建物の建築は前川國男によるもので、この博物館の建物自体も、貴重な文化財です。




近くには氷川神社や動物園、博物館が点在していて、「ミュージアムヴィレッジ大宮公園」と名づけられています。一日中楽しめる場所ですが、もし歩きつかれてしまったら、この博物館のミュージアムカフェが休憩におすすめです。広々とした美術館エントランスを見下ろしながら、次はどこに行こうか考えつつ、ゆっくり休めるかと思います。

住所
さいたま市大宮区高鼻町4-219

開館時間
9:00~16:30(入館は16:00まで)
7月・8月は9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日
月曜(祝日・休日は開館)
12月29日~1月1日

観覧料
一般 300円
高大生 150円
中学生以下は無料

アクセス
東武野田線大宮公園駅から徒歩5分
氷川神社から大宮公園内を抜けて徒歩約10分


公式ページ
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/

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本記事は2014年06月09日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。