さいたまにあTOP >> 観る

埼玉県立近代美術館で貴重なアートに触れる

1345views

このエントリーをはてなブックマークに追加

埼玉県立近代美術館は、印象派やピカソなどの貴重な西洋絵画をはじめ、埼玉県ゆかりの芸術家の作品、おしゃれなデザイン作品を展示している美術館です。

北浦和公園の中にある建物は、1982年の開館に際して、日本を代表する建築家の一人・黒川紀章が手がけたものです。
骨組みが飛び出してくるようなダイナミックなデザイン。波打つように曲がるガラスは、同じく黒川紀章が手がけた国立新美術館にもそっくりです。



県立近代美術館はMoMASという略称を用いており、入り口のガラスにもロゴが使われています。
世界中の椅子を集めているのも特色のひとつです。芸術家がデザインした美しい椅子、変わった形の椅子が館内に点在していて、実際に座ることも可能です。


館内の展示は、おおまかに三つに分かれています。常設展、企画展、そして一般展示室です。

常設展「MOMASコレクション」では、日本・世界の近代美術の流れと、埼玉ゆかりの芸術家の作品を紹介しています。
常設展の観覧料はなんと200円。更に大学生・高校生は100円、中学生以下は無料です。こんなリーズナブルな料金で、印象派の大家・モネ、ルノワール、佐伯祐三の描いたパリを見ることができるのです。

工芸美術や日本画の展示された部屋には静かな時間が流れていて、彫刻展示ではダイナミックな造形に心が動きます。
また版画も魅力的。版画家駒井哲郎の小品は、一見おしゃれで、よくみると精緻なことがわかる不思議な作品です。
常設展示は年に四回、展示替えを行っているため、何度足を運んでも新鮮な展示空間にひたれるかと思います。


企画展は二階の展示室で開催されています。主に20世紀の美術・デザインの、テーマを絞った展示を行い、最近では、草間弥生、瑛九、植田正治、珍しいところでは1960年代文化などについても展覧会がありました。
美術館のある北浦和公園、その入り口には展覧会の大きな看板があり、前を通るたびにどんな展示をしているのか気になってしまいます。
このときは、ピカソの展覧会が開催されていました。



そして県立近代美術館は、無料でも楽しむことができます。

地下の一般展示室では、県内の芸術家団体の展覧会が、いつも活発に行われています。
毎年初夏には埼玉県展が開催されますが、集まるのは県トップレベルの作品ばかり。公募展のため、もしかすると知り合いの方の作品も展示されているかもしれません。

また、1Fの吹き抜けの周りは小ギャラリーになっていて、絵画などの小品を無料で観覧することができます。


ミュージアムショップも充実していて、企画展にちなんだグッズや本、常設展の作品のはがきなど、アート関連のグッズが満載です。美術関係の古書も並んでいるため、美術ファンには垂涎の逸品が見つかるかもしれません。



埼玉県の美術館でどこに行くか迷ったら、まず、県立近代美術館に足を運べば間違いないでしょう。
行けば行くほど、美術に詳しくなること間違いなしです。




埼玉県立近代美術館

埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1

観覧料
常設展:大人200円 大高生100円 中学生以下無料
企画展:展覧会によって異なります

開館時間
10:00~17:30

休館日
月曜(祝日・県民の日の場合は開館)

アクセス
JR京浜東北線 北浦和駅西口下車 徒歩5分 北浦和公園内

公式ページ
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/

その他の記事

この記事へのコメント

マップ

本記事は2014年06月10日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。