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時代劇の世界へタイムスリップできる川越城本丸御殿

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川越駅から喜多院や成田山別院などの観光地をバスで周遊できるのが「小江戸名所めぐりバス」です。一日300円で何回も乗り降りができますので、気になった場所で降りてみるという観光ができる魅力的な交通手段です。そのバスに乗っていると、とても厳かな雰囲気の建物横の停留所でストップしました。



ここは川越城の本丸御殿でして、降りて観光してみることにしました。すぐ近くには川越市立博物館や美術館そして野球場やプールなどの施設がある初雁公園などがあります。駐車場も完備されていますので、自家用車で訪ねることも可能です。



入場口にはたくさんのビニール袋が置かれていまして御殿内は土足厳禁でした。板が敷かれた廊下を歩いて行くことになりますのでスリッパを持参してもよいですし、靴下のまま歩きまわっても問題ありません。ビニール袋は再利用品でしたが、綺麗に畳まれたものが箱のなかに入っており使用済みの袋とは別になっているという細やかな心遣いが嬉しかったです。英語での説明看板も設置されており、外国人の観光客も来訪することが分かります。



日差しの強い暑い日に訪ねたのですが、ヒンヤリとした感触の廊下と吹き抜けの良い空間で熱気をあまり感じさせませんでした。少し薄暗いのも暑さを忘れさせてくれるようです。入場料の100円を受付で支払いましたが、博物館などとセットになった割引入場券も販売されていました。



道順通りに見学していきますと、入り口から奥に向かって詰め所が並んでいます。これらは身分によって使用する部屋が異なり、奥に向かうにつれて立派な作りになっているように思いました。部屋の反対側にも入り口がありまして、火事を防ぐために消火栓が設置されているのが見えました。



トイレのすぐ近くには本丸御殿の改修工事の様子をまとめたブースが設置されていまして、御殿の作りや歴史などを学べるようになっています。川越城は江戸城を築城したことでも有名な太田道灌が作り上げたもので、明治時代には少しずつ解体されてしまいましたが最後まで本丸御殿は残され現在に至っています。家老詰所については一時期、埼玉県ふじみ野市に移設されていましたが、昭和63年に再び移設し復元されることになりました。



江戸時代の雰囲気が残されている本丸御殿は時代劇や再現ドラマなどに利用されており、撮影が行われることでも知られています。最近では現代の医師が江戸時代にタイムスリップするという「JIN-仁-」というドラマで使用されました。



家老詰所へ行くと何やら人影が見えました。スタッフかと思ったのですが、精巧に作られた人形であり江戸時代の様子を再現していました。すぐ隣に本物のスタッフがいらしたのですが、こちらも動きがなく人形かと思ってしまいました。



部屋の両サイドにはトレイがありました。便器の部分は閉鎖されていましたが、とても狭いスペースであり当時の人が羽織袴で苦労しながら用を足していたのだと思われます。



最後に大広間へ戻ってくると、立派な屏風や鎧兜などが飾られていました。とても広い部屋だったので顔を上げて見回してみると天井に不思議な模様がついているのです。バレーボールのような模様だったので不思議に思いスタッフの方へ尋ねてみると、以前は学校として使用されていたので子どもたちが室内で遊んだ時についた跡だということでした。貴重な建物についたボール跡も歴史を感じさせてくれるものでした。

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本記事は2014年10月06日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。