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秩父で四国八十八ヶ所霊場のお遍路ができる札所16番西光寺

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今年は12年に一度ということで秩父札所総開帳が話題となっていますが、日本各地に霊場がありましてその中でも有名なのは四国八十八ヶ所霊場です。実は札所16番西光寺に四国八十八ヶ所霊場を一度にお遍路ができるという魅力的なスポットがあります。



西武秩父駅のコンコースの絵にはピンク色の花が咲いている春から初夏の様子が描かれています。手前の大きな木から自然が豊富なお寺であることが伺えます。



札所13番から17番のお寺は西武鉄道沿いに集まっているのですが、16番の西光寺だけは線路から少し離れて住宅街を入っていく形になります。最初は道に迷いそうになりましたが角のところに古めかしい石が置かれており、それが標識となっていました。あたりを見回すと看板などが設置されており、巡拝者が困らないような工夫が施されているのです。



いよいよ西光寺の山門へ到着しました。保育所と郵便局を挟んだ小道を進んでいくと西光寺の山門へ突き当たります。少し先を進むとショッピングセンターがあるなど、まさに住宅街に溶け込んだお寺という印象です。寺の裏手に回りますと参拝者用の駐車場が2箇所も設けられており、巡拝がしやすいお寺となっています。



本堂を訪ねる前に、四国八十八ヶ所霊場のお遍路ができる回廊堂へ向かいました。埼玉県の川越市内にも四国八十八ヶ所霊場の砂を集めてきて石碑を並べたという巡拝スポットがありましたが、西光寺では本尊の模造が安置されています。

88体の本尊が横並びに置かれていますので長い距離の回廊となっていまして、ガラス越しに間近で本尊を拝むことが可能です。ロウソク型のライトが置かれており本尊の様子をしっかりと眺められるのも魅力の一つです。



長い回廊を抜けて、次は札堂へ向かいました。ここは本堂が完成するまで本尊が安置されていた建物で、巡拝者は納札をお堂の壁に釘で打付けご利益を得ようとしていました。今では全ての納札が取り外されて無数の穴だけが残されています。



いよいよ本堂前に到着しました。江戸時代に建立されたという大きな建物には、西光寺の本尊である千手観世音菩薩が安置されています。少し暗がりになっていますが、総開帳の時には立派な本尊を実際に見ることができます。



西光寺にはまだまだ不思議なものが置かれていまして、その一つが秩父夜祭りで使用される山車の車輪です。木製なので実際に使用したら折れてしまいそうですが、とても大きく重厚感がありました。



最後に目にしたのは、何と茅葺屋根がついた酒樽です。この形状のお堂はこれまで見たことがなく、一日三合ずつ飲んでも30年は持つという大きな酒樽の中に大黒様が安置されています。屋根は茅葺きになっていますので、その隙間に名刺を差し込んでいく巡拝者が多いです。

お金が増えるというご利益があるそうで、下に落ちてしまいそうなほど名刺で溢れていました。このように見所が満載の札所16番西光寺でした。

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本記事は2014年10月20日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。