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通りゃんせ通りゃんせ♪三芳野神社の参道を通りゃんせ♪

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川越市内には喜多院など、歴史的な観光スポットが豊富にあり、今回は埼玉県指定文化財に指定されている三芳野神社を訪ねてきました。アクセス方法はJR川越駅と西武新宿線の本川越駅そして東武東上線の川越市駅から観光スポットを楽しみつつ長い道のりを徒歩で向かうか、市内を循環しているバスに乗車します。



初雁公園および川越城本丸御殿を目指して行くと「三芳野神社」の大きな看板が見えてきます。注目すべきは「お城の天神さま」と「とうりゃんせの唄発祥の地」というフレーズです。各地の街中で天神神社をよく見かけますが、お城の中というのはどういうことでしょう。そして「とうりゃんせの唄」と三芳野神社との関係とは一体…と疑問ばかりが浮かんできます。



皆さんは子どもの頃に「とうりゃんせの唄」を歌ったことはありませんか。いわゆる童歌の一つであり【通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこの 細道じゃ】というフレーズから始まります。地域によって多少歌詞に差はあるかと思いますが、音が鳴る横断歩道にも採用されていることがあり多くの人が一度は口ずさんだことがある歌ではないでしょうか。



歌詞にある細道がこちらです。当時と場所が少し変わっていますので歌われている細道とは異なるのですが、三芳野神社へ向かう参道がこの細道に該当するとされています。



「とうりゃんせの唄」には続きがあり【天神さまの 細道じゃ】とあります。三芳野神社の祭神はスサノオノミコトとクシイナダヒメノミコトなのですが、江戸時代に川越城を築城する際に天神曲輪という区画に配置されたため「お城の天神様さま」と呼ばれるようになりました。



【ちっと通して 下しゃんせ 御用のないもの 通しゃせぬ】という歌詞からも分かる通り、神社が城内に置かれてしまったため一般庶民は気軽に参拝することができなくなってしまいました。川越城の防衛の観点から厳しい警備が敷かれたのです。【この子の七つの お祝いに お札を納めに まいります】というのは子どもの七五三や決められた日時のみ参拝が許されたため、このような歌詞となったようです。



【行きはよいよい 帰りはこわい こわいながらも 通りゃんせ 通りゃんせ】三芳野神社の参拝を終えて帰途につく際は、警備の者から厳しく取り調べを受けたことから、「とおりゃんせの唄」はこのような歌詞で締めくくられています。現在でも天神さまとして大切にされている三芳野神社では絵馬に菅原道真の肖像画と「学業成就」の文字が入っています。



こちらの木は初雁公園の名の由来にもなっている杉の木です。雁がこの木の上に飛来して三度鳴くとともに三度回って飛び去っていくという言い伝えがあります。



神社の境内には「川越城の七不思議」に関する立て看板が設置されており、川越市内を散策する際にここで情報を収集しておくと新たな川越市の一面を楽しめます。

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本記事は2014年10月22日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。