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自然の要塞が目の前に広がる鉢形城公園と歴史館

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11月14日は埼玉県民の日でしたので、記念イベントとして各私鉄ではフリー切符を発売していました。東武線も県内であれば何度も乗り降りできる切符が大人470円で販売されていたので購入し、東武東上線の終点である寄居駅まで足を伸ばしてみました。始発の時間帯から販売されていたので、朝8時前には寄居駅に到着し散策を始めることにしました。



寄居駅の南口から住宅街を歩いて行くと次第に風景が変化していきます。駅から徒歩10分ほどの正喜橋では、朝陽に照らしだされた紅葉しかけの木々がキラキラと光り清らかな川が心地よい音をたてて流れていました。



鉢形城公園の大きな石碑を目印に近づいていくと巨大なプレートが置かれていました。公園の入口に案内図の立て看板が設置されているのはよく見かけますが、立体になっている模型というのは初めてでした。土地の高低は昔とそれほど変わっていませんので、現在の地図と照らしあわせてみると興味深いです。



早速、小高い丘になっている方へ向かうことにしました。最初に目にした史蹟は石垣です。土に埋もれてしまってはいますが、大小様々な形をした石が組み合わされて石垣を形成していることが分かります。この周辺はカタクリの群生地になっていますが、今は花が咲き誇る時期と異なるため雑草と見分けがつきませんでした。



続いては樹木展示林と呼ばれているスポットです。様々な植物が少しずつ植えられていまして、それぞれ名前が書かれたプレートが付けられています。ハゼノキやヒサカキなど植物図鑑が立体化されたような魅力的なスポットでした。



次は伝御殿曲輪という場所です。ここは堀や土塁などで区切られた場所であり、かつては城主の館が建てられていたと想定されています。曲輪には本曲輪や二の曲輪そして外曲輪など公園内に複数設けられています。

坂道となっている曲輪を登って行くと大きく開けた場所に出て、眼下には先ほど橋の上から見た荒川が流れており断崖絶壁となっていました。江戸時代に実施された工事前は流れが激しく、洪水が度々起きていた荒川と崖によって敵襲を防ぐという自然の要塞を形成していたのです。



鉢形城歴史館へ向かう近道が見つかりました。遠くには木の橋が見えており坂道になっているので足場の悪い道かもしれません。しかし、フリー切符で他の駅も訪ねる予定でしたので時間短縮のため近道を選択しました。道の途中には寄居町が天然記念物に指定しているエドヒガンという立派な桜の木もありました。



案の定、足場はジメジメとしており滑りそうになる箇所もありました。橋の上からは小さな川が見えており、寒さを一層感じる場所でもありました。



階段を上り終えると、ようやく鉢形城歴史館に到着です。開館時間は午前9時30分からなので当然門はしまったままですが、歴史館の外観を写真撮影することはできました。

公式サイトによりますと、鉢形城ヒストリーウォールという解説パネルやバーチャルツアーが体験できる鉢形城ワープステージ、パソコンで情報を収集できる鉢形城フィールドマップがありますので、鉢形城公園内を巡る前に立ち寄って学習をしておいた方が、さらに公園ウォークを楽しめそうです。入場料金は大人が200円で学生は100円となっており、70歳以上や小中学生以下そして障害者手帳保有者は入館料が免除となる規定もあります。



こちらは鉢形城歴史館前にある休憩スポットであり、紋章が暖簾や壁に描かれていたため歴史的な観光名所という雰囲気を醸し出していました。このように園内を散策することで、この場所が自然の要塞であったことを実感できる鉢形城公園でした。

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本記事は2015年01月07日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。