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我らが浦和レッズの選手たちと会える!大原サッカー場

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サッカーのプロリーグであるJリーグが開幕してから20年が経ちました。埼玉県に本拠地を置く我らが浦和レッドダイヤモンズはリーグ開幕当初から参戦を続けており、さいたま市そして埼玉県の顔とも言うべき存在になりました。

かつては駒場サッカー場という収容人数が約2万人という小さなスタジアムでしたが、今では6万人以上のキャパシティを誇る埼玉スタジアム2002へとホームスタジアムを移しました。しかし浦和レッズの選手たちは通常ですと埼玉スタジアム2002ではなく大原サッカー場で練習をしているのです。



大原サッカー場は住宅地の真ん中にある練習場であり、見沼代用水の上に掛かる橋の欄干にもサッカーや浦和レッズに関係するものが取り付けられているなど、地元にすっかりと溶け込んでいる様子が伺えます。



浦和レッズの練習日程は公式サイトで随時発表されていますので、大原サッカー場へ行く前にチェックをします。練習場の横には自転車置き場が設けられていますし、何と無料でファンやサポーター向けの駐車場が利用できるのです。浦和レッズが日頃応援しているサポーターたちを大切にしてくれていることがよく分かります。



こちらが大原サッカー場の一般ゲートであり、クラブハウスに浦和レッズのロゴが大きく掲げられているのが見えます。選手が乗る高級車がずらりと並んでいるのは圧巻ですし、赤い制服を着用したホテルマンのような人が入り口に立っていました。



ゲートをくぐると右手に小さな練習スペースがあり、小学校で見ける数字が入ったキックボードが設置されています。ここはテレビのスポーツ番組で浦和レッズの選手が出演する際に見かけたことがあります。



練習場の前には大きなネットが張られており芝生を踏むことはできませんが、まるでスタジアムのようなベンチが設置されておりサッカー観戦気分で浦和レッズの選手たちの練習風景を眺められます。



ベンチの脇にはサポーター用の部屋がありまして、浦和レッズの博物館のようになっています。手前に置かれている紅白ダルマは、一時期スタジアムでゲームが行われるたびにグラウンドに飾られていた縁起物でして、たまにサッカーボールが激突することがあり、その無数の傷は選手とサポーターたちと共に歩んできた証拠なのです。

さらに奥のガラスケースに飾られているのは、浦和レッズがかつてクラブワールドカップで世界3位に輝いた時のカップや賞状です。レプリカではなく本物を間近で見られるのも大原サッカー場の魅力の一つです。



練習時間の1時間前からオープンしていますので、浦和レッズのサポーター同士で試合や選手のことを語り合います。スチール椅子だけでなくソファもありますので、ゆったりとくつろげるスペースです。



ここでは飲食が可能であり、部屋の隅にドリンクや軽食そしてアイスの自動販売機が設置されています。この自動販売機は特別製でサポーターが浦和レッズを応援している風景が印刷されており、よく探してみれば自分や友人が写っているかもしれません。



いよいよ練習が始まりました。野外のベンチから練習風景を眺めるとこのようなアングルとなり、かなり間近で選手のプレーを楽しめます。スタジアムですとかなり距離が離れてしまい双眼鏡を必要とするケースもありますが、ここでは間近で写真撮影ができます。



夏の暑い日や冬の寒い日でも練習は行われているため、長時間野外で練習を見るのがつらいということであれば、先ほどの室内にあるカウンター席から窓越しで練習を見ることも可能です。練習後にはファンサービスとしてサインを貰えたり一緒に写真撮影に応じてくれたりしますので、最後まで残っていた方がお得です。このように憧れの選手と間近で出会える大原サッカー場でした。

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本記事は2015年01月15日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。