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自然いっぱい!南浦和のお花見穴場スポット 上谷沼調節池

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「冬来たりなば春遠からじ」とはよく言ったもので、まだまだ冬と思っていても、春はすぐそこです!早めにお花見の計画をして、ご家族や友人とお出かけの予定を考えてみてはいかがでしょうか?

今回おすすめする場所は上谷沼調節池です。「うわやぬま」と読み、場所は南浦和から東浦和方面に徒歩15分ほど行ったところにあります。「調節池って水溜めているだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、この上谷沼は違います!



こんな広いグラウンドを兼ね備えた、とても広大な草原地なのです。



これは上谷沼に掲げてある看板で、「完成予想図」と記されていますが、ここ10年、特に大きな工事もしていないので、それらの文字を消し忘れているものと思われます。
ここで注目いただきたいのが面積です。18.2haとあります。よく大きさの比較で用いられている東京ドームは4.7haなので、およそ3.8倍。いかに広い土地なのかお分かりいただけるのではないでしょうか。

この広大な土地を囲むように舗装された道と桜並木が連なります。



この道は1周約1.5kmあり、ウォーキングやランニングをする人にも人気です。

そしてこちらが主役の調節池です。



なんとこの調節池、ちょっとした釣りができます。主にフナのようですが、キャッチアンドリリースで釣ることを楽しむ人たちが毎日誰かしら来ています。



子供たちはその近くを流れる用水路でザリガニやメダカを釣ることもできます。夏になると、ウシガエルのなく奇妙な声に驚かされることもあります。

そうなのです。この上谷沼は自然の宝庫なのです。こんなのどかな場所でお花見をするのは、とても解放感があり気持ちのいいものです。



子供連れで来たならば、こんな斜面があるので、ダンボールの芝ソリで大はしゃぎです。また、この敷地内には電線もないため、凧揚げにも最適。それでも遊具が恋しくなれば、すぐ隣にある不動入公園にはブランコや鉄棒もあるので気分転換もできます。

しかしお花見をするという点で考えると難点がふたつあります。ひとつはトイレが少ないということです。



グラウンドを管理する事務所の横に公衆トイレがあります。この広い敷地の中でトイレはここだけなのです。



お花見をどのあたりでするかにもよりますが、トイレに関しての不便は少々否めないところです。
それから、電線がないことからおわかりのように、この敷地内には街灯がなく、夕方以降は暗くなります。そのため、ここは16時30分という早い時間に閉門してしまいます。徒歩や自転車なら、抜けていくこともできなくありませんが、車で来てしまったらば出ていかないわけにはいきません。
上谷沼でお花見の際は、これらの点にはお気を付けください。

しかし、穴場といえるだけあって、人でいっぱいということはまずありません。場所とりを気にすることなく、こんなにのびのびお花見ができるところはなかなかないです。ぜひよく晴れた日に、大きなシートをもって出かけてみてください。

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本記事は2015年03月26日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。