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素朴で優しい味わいの所沢グルメ「糧(かて)うどん」

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埼玉県所沢市において有名なグルメといえば、焼きだんごと糧うどんです。「糧」は「かて」と読みまして茹でた野菜をうどんにのせて食べるのです。



所沢市の観光協会のホームページに「食べる」というコンテンツが設けられており、うどんマップの中に「手打ちうどん 地蔵山」というお店がありましたので食べに行くことにしました。場所は西武池袋線の西所沢駅から徒歩数分の場所で住所は所沢市西所沢1-16-1です。「もちろん糧は、地場産野菜を使用しております。」という説明文がついていたので、お目当ての糧うどんが食べられると楽しみにして向かいました。



当日はJR武蔵野線の東所沢駅から航空公園を経由して西武池袋線の西所沢駅へ向かっていたのですが、踏切で格好良い色と形をした電車を見ることができました。電車に塗装カラーは一時期、地元のプロ野球チームである埼玉西武ライオンズが期間限定でユニフォームに使用していたことがあります。



駅前は飲食店が多く最初は道に迷ってしまったのですが、ふと上空を見上げてみると「手打ちうどん 地蔵山」の文字が見えました。



小道を入って住宅街の方へと向かって行くと、お店が見つかりました。



お店へ入るとタクシードライバーや近所の奥様方など、ほとんどの席が埋まっている状態で地元の人からも愛されている人気店のようです。セラミック活水器を使用した水を使っているそうで、美味しいツユが飲めるのではとワクワクしました。



ところが4人席に置かれたメニュー表を見てみると、お目当ての「糧うどん」がないのです。野菜を見つけたと思ったら全て天ぷらでした。



仕方がないので店員の方に尋ねてみることにしました。

私「観光で糧うどんを食べに来たのですが…」
店員「糧うどんはやめてしまったのですよ…」

残念に思っていると、店員さんがご主人に相談をして下さったらしく作ってくれることになりました。



そして出して頂けたのがこちらのセットです。



ナスとインゲンと大根の3種類が茹でてありました。特に味付けはされておらず、野菜の甘味が感じられました。



うどんの上にのせてみると、このような感じになります。田舎うどんという言葉が似合いそうな素朴な見た目です。



うどんの麺はほのかに茶色がかって捻れており、まさに手打ちうどんという弾力のある歯ごたえがありました。この地域はかつて稲作に適さない土質だったため、麦が多く作られておりこのような手打ちうどんが古くから食されていたそうです。



野菜に味付けがされていませんので、すりつぶした胡麻をひとかけするだけで全体の味が変わり最後まで美味しく頂けました。お店のご主人は忙しそうでしたのに、わざわざ私の所へ来て下さって糧うどんの説明や地域で古くから食べられていることなどを教えて下さいました。

とても温かいお店で何度も通いたいと思わせてくれるようなアットホームな雰囲気です。実際にお客さんと店員さんの会話も親しげで、地域に愛されているお店なのだとさらに実感しました。



お店の前には「手打ち生うどん」の箱が置かれており、店内で5束単位で購入することが可能だと知りました。糧うどんも店員さんの人柄もとても温かな素晴らしいお店でした。

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本記事は2015年04月02日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。