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埼玉が日本の航空発祥の地!「所沢航空記念公園」

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埼玉県は海に面していない内陸県で、大きな飛行場もありません。鉄道網が発達しているため空路などはあまり必要としていないのですが、実は埼玉県が日本の航空発祥の地なのです。その場所とは埼玉県所沢市にあります「所沢航空記念公園」であり、日本初の航空機専用飛行場である所沢飛行場の跡地に造られた総面積約50ヘクタールという広大な公園です。



こちらの自動販売機は所沢航空記念公園の前に設置されていたもので、埼玉県の公式マスコットのコバトンがプロペラ機の翼に乗って微笑んでいます。


◎所沢航空記念公園が開園したのはいつ?



明治44年に所沢飛行場として整備されたこの地は、第二次世界大戦後に米軍によって接収されてしまいました。その後、市民によって返還運動が行われ昭和53年にようやく公園として開園されることになったのです。昭和62年には西武新宿線の航空公園駅が開業するなど時間をかけて少しずつ整備されていきました。


◎所沢航空記念公園のジョギングコースでランニング!



広大な敷地を活用してジョギングコースが用意されています。1周は1,950メートルに設定されており、地面に色が付いていますので歩行者とぶつからずに安心して走れます。



それではジョギングコースから見える景色をいくつか紹介しましょう。この巨大な木はユリノキであり北アメリカ原産の高木で花の形からチューリップの木とも呼ばれています。看板の裏に正解が書かれており、香りがとても良いというので花が咲いたらもう一度見に行きたいものです。



所沢航空記念公園を訪ねたのは冷たい風が吹き付ける12月だったので、枯れ木のような風貌をした木が多く木の葉が少ないだけかと思っていたのですが、この看板を見て危険木が多いという事実を知らされました。倒木の危険があるということで順次伐採していくのだそうです。



冬なのにジョギングコースに枯れ葉や落ちた枝が少ないと感じていたのですが、実はこのようなシステムがありました。利用者が自由にホウキや熊手が使えるようになっているのです。このことからも市民が大切にしている公園であることが分かりました。


◎所沢航空記念公園の銅像をチェック!

ここで所沢航空記念公園内にあります銅像を3体ご紹介しましょう。



一つ目は「木村・徳田両中尉記念塔」です。まだ20代であったという2人の中尉は日本で初めての航空事故犠牲者として知られています。所沢に墜落したことから慰霊碑が建てられたのですが、施設の建設や整備などの関係から、各地を転々としたのち所沢航空記念公園に落ち着きました。



二つ目は「航空整備兵の像」で、昭和19年に所沢航空整備学校内で建立されたものが、この場所へと移されました。



そして、三つ目は「フォール大佐の像」です。「日本の航空の父」と呼ばれているフォール大佐の銅像は見た目が厳格な日本軍人ですがフランス人なのです。日本の航空技術発展のために尽力してくれたことから銅像が造られました。


◎所沢航空記念公園周辺の注目スポット!



西武新宿線の航空公園に近い敷地内に「萬葉植物園」があります。万葉集にちなんだ植物が植えられており、古文の世界に入り込めます。



せっかくなら古文を読みに「所沢図書館」にも立ち寄ってみませんか。朝9時30分から午後5時まで開館しています。



所沢航空記念公園内で犬を連れている人が多いことに気づきました。その理由はドッグランスペースが設けられているからです。しかも小型犬用と中大型犬用に分かれていますので、安心して愛犬を遊ばせられます。


◎冬に所沢航空記念公園へ行くならロウバイ園へ!



所沢航空記念公園には敷地内に別世界があります。それは「日本庭園彩翔亭」であり、古民家や旧家へ迷い込んだような気分になります。



こちらの施設では茶室を有料で借り切ることができるため、親しい人と素敵なひと時を過ごすこともできますし、一般利用として呈茶サービスを有料で受けることもできます。ちなみに庭園内は無料で立ち入ることが可能です。



そして冬に所沢航空記念公園を訪ねるなら、日本庭園彩翔亭のすぐ隣にあるロウバイ園を見逃す手はありません。ロウバイ園へ近づくだけで鼻をくすぐる甘い香りが漂ってきます。



このようにたくさんのロウバイが並んでおり、イエローの美しい花が目を楽しませてくれます。冬で他の花が咲いていない時期に、満開のロウバイの木を見られるのは素晴らしいことです。

◎所沢航空記念公園の休憩スポットへ!



ここまで敷地内を歩きまわったので少し休憩することにしましょう。公園のカフェレストラン「パロス」ではホットドッグや肉巻きおにぎり、そしてカレーライスなどの軽食を味わえます。



アスレチック遊具が揃った小さな公園もありますので、暖かい季節になったらここで休憩するのも良いでしょう。



ここは所沢飛行場の元滑走路を活かして造られた「沈床茶園」です。シートが張られていますので、中の茶葉の様子は分からないのが残念でした。



こちらは野外ステージでは、犬のしつけ教室など様々なイベントが行われています。予定が入っていなければ1時間5,000円前後でレンタルできます。



広い敷地内には樹木林があり、ドングリが大量に落ちていました。小さな子どもと遊びに来たらドングリ集めを楽しめそうです。



噴水のまわりにはベンチがありますし、公園のちょうど真ん中付近にありますので休憩スポットとして最適です。


◎所沢航空記念公園でスポーツを!



広大な敷地を活かして所沢航空記念公園では様々なスポーツが楽しめるようになっています。公園の真ん中には2台のバスケットゴールが設置されており誰でも使えます。



この野球場の管理運営は所沢市が担当しており、所沢航空記念公園の敷地内ではありますが予約先は異なります。



テニスコートは2面のクレーコートと10面の人工芝コートが設けられており、有料で夜間照明を利用することも可能です。県外在住者はコートの利用料金が5割増しになりますので、県内在住者であればお得にプレーできます。



実は所沢航空記念公園にもう1ヶ所テニスコートがあるのはご存知でしょうか。バスケットゴールのすぐ隣に「所沢飛行場の史蹟」として、米軍基地時代のテニスコートが再現されているのです。史蹟というので立ち入ることができないのかと思ったのですが、何とこのコートでプレーをして良いことになっています。ただし、全く整備がなされていないので砂利だらけでありボールがまともに弾むとは思えません。ケガに注意をしてプレーをする必要がありそうです。


◎所沢航空記念公園のメイン施設「所沢航空発祥記念館」



所沢航空記念公園の顔とも言えるのがC-46A輸送機の「天馬」です。航空自衛隊で利用されていた機体を一度解体してから、この場所へ移設されました。もちろん動かすことはありませんので、今ではスズメたちの憩いの場となっており、機体の上からプロペラまでスズメが並んでいました。



そしてこちらが所沢航空記念公園のメイン施設「所沢航空発祥記念館」です。開館時間は午前9時30分から午後5時までで、午後4時30分までには入場しなければなりません。施設は航空機が展示され一部は触れて体験することが可能な展示館と、縦15メートル横20メートルという巨大スクーリーンがある大型映像館に分かれており、それぞれ入場料が必要ですが共通割引券も用意されています(大人展示館510円・大型映像館620円・共通割引券820円)。「所沢航空発祥記念館」は西武新宿線の航空公園東口から徒歩で約8分の場所にあります。



併設されているレストラン「エコトコ・ファーマーズカフェ」では、所沢市のご当地バーガーである「とこロッケバーガー」や地ビールが楽しめます。



最後にちょっとしたオマケです。もう古いと言われてしまうかもしれませんが、2014年の流行語になった「ダメよ~ダメダメ」を参考にしたと思われる看板がありました。日本庭園彩翔亭で再利用するらしく「捨てちゃダメ~ダメ!」と書かれていました。

このように埼玉県が航空発祥の地であることを学べる、広大で素敵な公園が「所沢航空記念公園」です。

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本記事は2015年05月14日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。