ガード下で元気に運動!「文蔵フィットネス広場」

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公園の入口には上記のような看板が設置されているものです。周囲の住宅へ迷惑をかけないようボール投げやバット振りが禁止されていたり、自転車やバイクの乗り入れが認められていなかったり、さらには花火や犬のリードを外すことを禁じるなどのルールが書かれています。埼玉県さいたま市南区文蔵にあります公園は、このルールが徹底されており運動に特化した公園づくりがなされているのです。

この公園は「文蔵フィットネス広場」という名称が付けられていまして、健康のための運動に重点が置かれています。さいたま市南区文蔵にあります他の公園は「文蔵5丁目第一公園」「文蔵5丁目第二公園」という、ありきたりな名称なので「文蔵フィットネス広場」が特別な公園のように感じられます。

園内にはコースガイドが設置されていまして、どのような順番で運動をしていけば良いのかが分かります。地面が土なので砂や埃が舞い上がってプラスチックパネルが汚れていました。

広場を見て回っていると、どこからかバイクのエンジン音が聞こえてきました。一度「文蔵フィットネス広場」から出てみると、自動車とバイクの教習所が同じガード下にありました。川口市からさいたま市にかけて外環道が走っており、そのガード下が有効活用されているのです。以前は排気ガスの臭いがきつくて運動どころではなかったのですが、最近の自動車やバイクはエンジン技術が向上しているのか、それほど臭いは気になりませんでした。ちなみに京浜東北線の線路を挟んだ向こう側は川口市になりまして、ビッグジョーという名の付いた巨大なゴリラがいる「ゴリラ公園」があります。BMX専用コースが設置されており、「文蔵フィットネス広場」とは異なる種類の運動ができます。

「文蔵フィットネス広場」に設置されている運動器具は、きちんと整備されており綺麗な状態が保たれていました。木と金属が組み合わさった器具なので、公園のブランコや滑り台のように塗装が剥げ落ちてしまっているようなことはありません。

広場の最も奥のスペースには一般的な公園遊具がありますので、親子で来園して大人はフィットネス器具で運動をし、子どもが外へ飛び出す心配がなく目の届く範囲で遊ばせられるのです。

広場を囲むコースにはメーター表示がありますので、ランニングをしても良いですしウォーキングにも適したコースとなっています。このように、さいたま市南区民の健康を増進させている「文蔵フィットネス広場」でした。
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本記事は2015年07月31日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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