誰にだってアートがつくれる! 南浦和アートフェスタ

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2015年で3回目を迎えた南浦和アートフェスタ。毎年春のおとずれとともに開かれる南浦和全体をつかったアートイベントです。

きっと横浜トリエンナーレのようなものを目指しているのでしょうが、まだまだ規模は小さく、しかしだからこそこちらはもっと地元に根差した、ハートフルで親近感あるイベントです。
毎年必ず行われているのはアートスタンプラリーです。南浦和の各所に置かれたチェックポイントを訪れスタンプを押しながらアートを見て回れるというもの。各ポイントには自治会のお手伝いの方などがいて、子供たちにも優しく声をかけてくれます。
今年のスタンプラリーの景品はこちら。

スタンプ3個でもらえるポストカードと、スタンプ5個でもらえるクリアファイルです。クリアファイルの中にポストカードをいれると、わけのわからなかった暗号のような文字が言葉として現れてきます。また、このポストカードにも描かれている顔のモチーフ。これらが南浦和アートフェスタのシンボルで、随所に現れます。
南区の小学生、主に一年生を対象にこの顔を自由に色塗りしたものが万国旗のように広く飾られています。

ひとつひとつ見ていけば子供たちの豊かな感性に感心させられます。
メイン会場である南浦和文化センターの中に入ると、このように大きなオブジェがお出迎えです。

各ブースにわかれ、さまざまなワークショップが開かれています。今年私が体験したのはまず小さな花瓶づくりです。

すでによく練られた粘土が準備されているので、子供でも簡単に楽しむことができます。ボール状の粘土を押しつぶしお皿のような形にしたら、それにテニスボールをくるみ、テルテル坊主のように布で包みます。そうするとビックリ。とても簡単に花瓶の形になり、あとは口の部分を整えて終了です。この後は乾燥や色付け、焼き上げの作業をスタッフがしてくれ、約1カ月後にできあがる予定です。料金は1つ500円で20分ほどの作業でした。
それからシルバーアクセサリーづくりの体験をしました。やすりをつかって形を整え、好きな刻印をし、きれいに磨き上げるというもの。細かな作業が多いので、小さい子供には難しいかもしれませんが、実用できるアクセサリーなので、ものづくりに対し、親しみを覚えることは間違いなしです。約30分の作業で1つ800円です。

年に一度の開催で、10~15時と短い時間ながらたくさんの人で賑わい、アートを身近に感じることができるイベントです。また次回はどんな内容になるか、是非期待したいところです。
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本記事は2015年08月06日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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