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人形と花が自慢です!鴻巣市さんぽ

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鴻巣市は、埼玉県の中央から少し東へ行った所にある都市です。江戸時代は宿場町として賑わっていた場所であり、中山道を中心にして古くから栄えていました。鴻巣という地名の由来は諸説ありまして、「高い場所にある洲(砂地)」から「高洲→鴻巣」となった説や、「国府の洲」から「国洲→鴻巣」という説、もしくはコウノトリ伝説が元になって「コウノトリ(鴻鳥)の巣」という説もあります。そのため、市の名前からコウノトリの子どもである「ひなちゃん」というキャラクターが生まれました。頭にコウノトリの卵の殻をかぶっていたり、特産品である花が飾られていたりします。写真の人形は鴻巣市役所で撮影したものです。



鴻巣市には「人形町」という地名があるのですが、その通りに飾られていたフラッグには大きな「雛」という文字が付け足されていました。鴻巣市では古くから雛人形の生産が盛んであり、毎年2月から3月にかけて「鴻巣びっくりひな祭り」というイベントが、市内各地で開催されます。



市内をさんぽしているとひな人形だけでなく、温室が多数並んでいることに気づきます。中を覗いてみると色とりどりの花が育てられており、フラワーセンターという花卉の市場から全国各地へ出荷されています。



鴻巣市のシンボルマークは鴻巣の頭文字である「K」をモチーフにしており、自然とコウノトリの羽とパンジーの花で構成されているのですが、市役所近くにあります「せせらぎ公園」でシンボルマークに似たような躍動感があるレリーフを見つけました。



実は埼玉県民の多くが一度は鴻巣市へ訪れたことがあります。その理由は鴻巣市に運転免許センターがあるからです。ここで学科試験や適性検査を受けて運転免許を取得することになります。



前述のように鴻巣市は中山道を起点として発展を遂げてきた街です。今でもあちらこちらに記念碑などが建立されており、昔の面影を見ることが可能です。



写真に写っているような鴻巣宿バージョンの自動販売機も設置されていました。



さらに有名な寺院などの近くには「こうのす歴史を描く」というカラーの看板がありまして、地図としてだけでなく歴史的な遺跡の説明や見所なども紹介されています。



中山道を歩いていると足元から何やら視線を感じました。それはコウノトリのイラストだったのですが、なぜかジトーッとした目をしており可愛げがありませんでした。



鴻巣市のもう一つの特徴は川幅日本一の場所があることです。鴻巣市と隣の吉見町を分け隔てる荒川を指しており、このことから川幅グルメが生まれました。川幅グルメの代表格である「川幅うどん」が市内各地で食べられます。川幅グルメなどを楽しみながら鴻巣市をさんぽしてみませんか?

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本記事は2015年08月11日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。