さいたまにあTOP >> 遊ぶ

道の駅? いえいえ、川口市の「ひとの駅」です

742views

このエントリーをはてなブックマークに追加



皆さんが日頃から利用している鉄道の駅の他にも「駅」と名の付く公共施設があります。それは「道の駅」や「川の駅」であり、休憩機能や地域の連携機能そして情報発信機能などを果たしています。そして川口市には他の地域で見ることができない「駅」があります。それは「ひとの駅」というスペースで、川口市本町3丁目にあります。JR川口駅東口からは約700メートルほどですので、徒歩10分弱で到着します。



ここは六間通りという道で、ある程度交通量が多く周囲は高層マンションなどが立ち並んでいます。埼玉高速鉄道という地下鉄が開業するにあたり、開業記念事業として川口鋳物工業協同組合の協力のもと、景観材料推進協議会(現在は日本建材・住宅設備産業協会)によって作られました。



このスペースは買い物や散歩の途中に休めるような場所で「散策のスパイス」と称しています。ここで使われている材料は人や環境に優しいものばかりで、工夫されているのが特徴です。それでは順に紹介していきましょう。



写真の奥の方から手前にかけて黒と白の格子模様になっているブロックがお分かりになりますでしょうか。奥の黒っぽい方は「透水性ブロック」で雨水が浸透するようになっており、手前の白っぽい方は「保水性ブロック」でブロックに水が留まります。夏にはゆっくりとブロックから水分が蒸発することにより、打ち水と同じ仕組みで涼がとれるようになっているのです。中央の赤っぽい部分は「バンパーチップ混入弾性舗装」で歩きやすいです。



舞台のようになっているのは「ウッドデッキ」で、コンクリートばかりの周囲と比べ落ち着ける場所です。



こちらの円形状の花壇は「鋳物プラントボックス」です。埼玉県川口市は鋳物の街として有名であり、その技術が使われています。



「メッシュパーゴラ」は軽い金属素材で、樹木が絡みついていました。



本来であれば、この場所に汚れが付きにくい「メッシュベンチ」があるはずなのですが、何故か撤去されていました。



このベンチは「廃プラスチック再生ベンチ」で、廃棄されたプラスチックに木の粉が混ぜ合わさって作られています。



「ツリーエレガンス」はプラントボックスと同様、川口の鋳物が使われており木の根を守っています。ちなみに樹木は川口市安行の植木で、こちらも川口市の特産物です。このように「ひとの駅」は道の駅と同じように休憩機能と地域のコミュニティスペースを兼ね備え、川口市の技術や特産品が活かされた情報発信基地なのです。

その他の記事

この記事へのコメント

マップ

本記事は2015年09月04日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。