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不動明王様が睨みをきかせた豪華な寺院「成田山川越別院」

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JR川越駅から川越氷川神社および川越城本丸御殿へと徒歩で向かっている時に、道端で巨大な不動明王様から睨まれてしまいました。この形相に魅入られてしまい、寺院へ立ち寄ってみることにしたのです。それが「成田山川越別院」でした。年末年始において「初詣は成田山新勝寺」というテレビコマーシャルをよく見かけますが、千葉県成田市にある成田山新勝寺の別院という位置づけが成田山川越別院です。真言宗の寺院で本尊が不動明王であるため、このような石像が設置されていたのです。



成田山川越別院へは西武線の本川越駅もしくは東武線の川越市駅からも徒歩で向かうことが可能で、約10分から15分ほどで到着します。小江戸川越七福神にも指定されており恵比寿天が祀られているのですが、他の七福神へも徒歩で3分もしくは8分と近いため、七福神巡りがしやすくなっています。



山門をくぐると右手に豪華なものを見つけました。五鈷杵といって大師が持つ法具の一種なのですが、解説文によると五鈷杵へ触ることを勧めています。四国八十八ヶ所のお遍路では「同行二人」といって、大師とともに歩くという思想があるため、五鈷杵に触れることで縁を強く結びつけるのです。



なぜお遍路の話を出したかと言いますと、なんと成田山川越別院では超短時間で、本来は1,400キロメートルの四国八十八ヶ所巡りができるのです。石碑の足元に光っているのは各寺院の砂が封入されており、この上を歩いて行くことであっという間にお遍路ができるという仕組みです。本尊がカラーになっており、一枚一枚絵柄が異なるのでじっくりと時間をかけて見て回った方が良さそうです。



本殿へ向かって進んでいくと右手には日清紡績川越工場屋敷稲荷社殿がありまして、川越出身の有名な彫工である野本民之助の作品です。もともとは会社内にあったのですが、こちらへ移設されてきました。36歳という若さで逝去した野本民之助の貴重な作品です。



成田山川越別院を再興したのは石川照温という人なのですが、若い頃に目が見えなくなってしまったところ不動明王を信仰することにより、再び目が見えるようになったため「め」と描かれた絵馬がたくさん掲げられています。



こちらが本殿となっています。11月には火渡り祭りが行われるそうです。



本殿の左隣には自動車専用の交通安全祈祷所も設けられていました。成田山新勝寺の御札を乗せた自動車をよく見かけますが、この周辺では成田山川越別院の御札が多いのでしょう。



成田山川越別院へ訪れて一番驚いたのが、子どもたちや女性に人気のある「リラックマ」と「おさわり探偵なめこ栽培キット」の御守が販売されていたことです。カラーも豊富でランドセルなどに付けたら可愛いかもしれません。なぜ「なめこ」を御守に起用したのは謎のままです…。

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本記事は2015年09月12日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。