えっ、ゼリーのフライ!?その秘密は…「行田グルメ」

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ゼリーのフライと聞いたら、以前話題になったアイスクリームのフライのようなものかと驚いてしまいますよね。最近では、埼玉県行田市のゼリーフライがB級グルメとしての知名度が上がっており、その正体を知っている人も多いのではないでしょうか。さらに「行田フライ」と呼ばれるお好み焼きのような食べ物も、行田グルメとして有名です。

ゼリーフライの「こぜにちゃん」と、行田フライの「フラべぇ」はヌイグルミにもなっており、マスコットとして市内各地で見ることができます。

北関東に展開している、お持ち帰り弁当チェーンの「じゃぱん亭」にも、ゼリーフライがメニューに掲載されており驚きました。チェーン店はどこのお店も同じようなメニューだと思っていたのですが、ゼリーフライがいかに行田市で根付いているかが分かります。今回はゼリーフライを実食してみることにしました。

この形、何かに見えてきませんか?そうです、小判の形をしているのです。「銭(ぜに)」が「ぜにー」となり「ゼリー」と訛って、ゼリーフライになったという説が有力です。

割ってみるとポテトコロッケのようにも見えますが、パン粉が使われておらず「おから」を素揚げしたものなのです。そのため油っぽくありませんし、とても食べやすい一品です。私が訪れた時は1枚80円で、たった1枚の注文でも快く引き受けてくれました。イートインスペースも設けられていましたので、アツアツな状態をいただきました。とてもシンプルな食感ですが、ホワっと体と心が温まる名物グルメです。

行田市は駅を離れると畑が多く、「古代蓮の里」の土産物屋にも行田産の野菜が所狭しと並んでいました。

せっかく行田市で有名な観光スポットである「古代蓮の里」へ訪れたのであれば、蓮を使用したお茶やスイーツを味わうのも良いですね。

行田市で有名なものといえば、稲荷山古墳の鉄剣です。これも「鉄剣せんべい」として行田グルメになっていました。

浮き城や『のぼうの城』として有名になった忍城のお酒も作られています。純米酒や純米吟醸を片手に、行田旅行を振り返ってみたいものです。

秩父鉄道秩父本線・行田市駅のすぐ近くには、埼玉銘菓として有名な「十万石まんじゅう」の本店もあります。これも小判の形をしており、ゼリーフライと通ずるところがあります。
このように、市内各地でグルメと出会える埼玉県行田市でした。
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本記事は2015年11月20日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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