ネタバレ注意!埼玉B級ご当地グルメ王優勝料理「飯能すいーとん」

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埼玉県内各地にはB級グルメと呼ばれる料理が広まっており、年に一回「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」が開催されています。2015年の優勝料理は【こんなに太い麺は見たことがない!鴻巣川幅うどん】(http://saitamania.biz/post/post_disp.php?post_cd=404)の記事でご紹介した「こうのす川幅うどん」でした。
今回は、2014年の大会で何とワンツーフィニッシュを飾った飯能市の料理に注目してみました。この記事でご紹介するのは優勝料理であり、別記事で準優勝料理である「飯能味噌付けまんじゅう」も実食しています。

「すいとん」というと、昔の料理というイメージが強いですよね。日常生活において食べることが少なくなった料理の一つだと思います。飯能市では古くから小麦が栽培されており、うどんやすいとんを食べることが多かったそうです。そのすいとんが現代風にアレンジされて、市内へと広がっていったのが「飯能すいーとん」です。
お店によってアレンジの仕方が異なりまして、飯能市の公式サイトでも「飯能すいーとん」が食べられるお店を紹介しています。今回は、その中でも西武池袋線・飯能駅から徒歩で向かうことができる「そば処 せいたろう」で食べてみることにしました。

店頭の案内板に「飯能すいーとん」を発見しました。お店によっては単品ではなく、セットメニューの一つとして用意しているケースもありますので、事前にチェックしておきましょう。「飯能すいーとん」はボリュームがあるので、セットだとお腹がいっぱいになるかもしれません。

すいとんの中身は「開けてみてのお楽しみです」と書かれていましたので、中身を知らずに食べてみたい人はネタバレ要注意です。この記事では、具材を分かる限り詳しく説明していきます。

最初に提供されたのは「蕎麦茶」でした。普通のお茶よりもホッコリとできる優しい甘みが感じられました。

ちなみに「飯能すいーとん」ではなく、蕎麦メニューであれば「すくなめ」と指定することで100円引きとなります。両方食べてみたい人は、この方法をチョイスする手もありますね。

店内にはたくさんのお酒が並んでいましたので、夜の時間帯に訪れてお酒と一緒に楽しむのもアリです。

10分ほどすると「飯能すいーとん」が到着しました。単品550円でしたが、お口直しのオレンジが付いていました。小さな器でしたので、あっという間に食べ終わるかと思いましたが、かなりボリューミーでした。

では、すいとんの団子を割ってみましょう。中からは固めに茹でられた海老・ギンナン・くり・うずら・エノキ・ニンジン・ネギ・キャベツ・鶏肉が出てきました。柚子の香りもフワリと感じました。団子の周りはあんかけになっていましたので、ダシが団子に絡んで美味しかったです。

レジ前には韃靼蕎麦やうどんのセットが販売されていました。「飯能すいーとん」をお土産にすることはできませんが、蕎麦を購入して「そば処 せいたろう」の味を自宅で楽しみましょう。
このように団子の中に魅力がたっぷりと詰まった「飯能すいーとん」でした。他のお店でも「飯能すいーとん」を注文し、アレンジ具合を比べてみたいものですね。
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本記事は2015年11月26日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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