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195メートルの山を甘くみてはいけません!意外とハードな「天覧山」

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埼玉県で一番高い建物(2015年10月現在)は、川口市にあります「エルザタワー55」というマンションで185メートルなのですが、それをわずか10メートルだけ上回る低い山が飯能市にあります。それが天覧山であり、日帰り登山へ行ってきました。
ハイキングレベルの緩やかな坂が続くものと思っていたので軽装で訪れたのですが、意外とハードな道のりで驚きました。ふもとから頂上までの道のりを順にご紹介していきましょう。



西武池袋線・飯能駅から徒歩30分ほどで、天覧山の入口に到着します。そのすぐ近くに中央公園がありますので、トイレはそこで済ませておくと良いです。天覧山の名前の由来は、明治天皇が陸軍の演習を視察する際に山頂へ訪れたので、それに由来して天覧山と名付けられたとのこと。



訪れたのは10月でしたので、地面にはドングリが大量に落ちていました。登山道への入口あたりから森林が広がっており、ドングリが自然と落下した時の「カーーーン」という音が響き渡り、不思議な空間を作り出していました。



緩やかな坂を登り10分ほどで中腹に到着します。ここまでがあっという間だったので、油断してしまいました。中腹にはたくさんの登山客が集まっており、平日ではありますが人気の山であることがうかがえます。こちらにもトイレが設置されていました。



ここには産業災害の慰霊碑が建立されており、手を合わせてから登って行く人が多かったです。



天覧山には様々なコースがありまして、山頂への最短ルートや見どころ盛りだくさんのルートなど様々ですので、登山道に設置されており案内板をチェックしながら進みましょう。



今回は少し遠回りをして「十六羅漢像」を見ていくことにしました。なぜここに石像があるのかというと、江戸時代に第5代将軍徳川綱吉が病気を患い、飯能にお寺を構える和尚が病気平穏の祈願を行ったからです。その結果無事に病気が治ったため、徳川綱吉の生母である桂昌院が十六羅漢像を寄進しました。それが山肌に並べられており、十六の像以外にも小さな石像が多数祀られ、荘厳な雰囲気を醸し出していました。



十六羅漢像を過ぎた辺りから、周囲の風景が少しずつ変わっていきました。チェーンをつかみながら、岩場を登らなくてはならず結構ハードでした。



この写真を見ていただければ、どれだけハードなコースだったか伝わるのではないでしょうか。普通の人は入れないようですが、ロープをつたって降下する特別なコースも途中で見かけました。



天覧山山頂に到着しました。195メートルと書かれた看板が設置されており、コンクリートで補強された広めのスペース(ベンチあり)が設けられています。



残念ながら天候に恵まれず、山頂からの風景はモヤがかかっていましたが、飯能市を一望することができました。トータルで30分ほどのコースでしたが、これで物足りなければそのまま多峯主山(271メートル)にチャレンジすることも可能です。わずか200メートル弱の低い山ですが、楽しい登山ができる天覧山でした。

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本記事は2015年11月27日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。