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龍のしめ縄が参拝者を見守る、所沢市の「熊野神社」

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鳥居に絡みついた龍のしめ縄がギロッと睨みを効かせているのは、埼玉県所沢市西新井町にあります「熊野神社」です。目の前には所沢航空記念公園の広い敷地が広がっており、交通量の多い国道を挟んだすぐの場所です。西武池袋線・所沢駅もしくは西武新宿線・航空公園駅から徒歩で約15分程となります。



龍のしめ縄の全景はこのような感じとなっており、まさに天から降りてきた龍が鳥居に巻き付いているような印象です。大晦日の夜に神事として、龍のしめ縄が飾られるそうです。



熊野神社の参道を抜けると、反対側にも鳥居が設けられていますが、こちらには普通のしめ縄が飾られていました。写真の一番奥に龍のしめ縄が見えるかと思います。



参道を歩いていると、枯れ枝がつめ込まれたものがありました。ここに火が付けられることはあるのでしょうか。神主さんがいらっしゃれば尋ねようと思ったのですが、平日であったため人影は見られませんでした。



こちらが本殿の左側に設置された狛犬です。所沢市内にはたくさんの神社がありまして、いくつもの狛犬を見てきましたが、その中でも一番威厳が感じられる狛犬でした。立派なヒゲのようなものを蓄えて、しめ縄の龍のように睨みを効かせています。



おみくじを結ぶ場所がありました。前述のように訪れた日は人を見かけることはありませんでしたが、これだけの数のおみくじが結ばれており、紙の色が新しく感じられましたので、参拝客が多い時はかなりの人が詰めかけるのではないでしょうか。



境内を散策していると「すぱーーーん!」という音が聞こえてきました。その正体は熊野神社の横にある「所沢市弓道場」です。午前9時から午後9時まで利用できるとのことで、15台の駐車所スペースには、何台かの自動車が並んでいました。矢が射られる音や的に刺さる音などが厳かに響き渡り、神社の荘厳さを醸し出しているようにも感じました。



本殿の裏手で見つけた石碑です。キレイに掃除がなされており、大切にされていることが分かりました。一つ一つ丁寧に参拝をさせてもらいました。



こちらが本殿です。所沢航空記念公園(【埼玉が日本の航空発祥の地!「所沢航空記念公園」】(http://saitamania.biz/post/post_disp.php?post_cd=391)の記事で詳しくご紹介しています)で楽しく遊んだあとは、熊野神社で参拝してみて下さい。
全国各地に数千の熊野神社があるそうなので、地元の熊野神社を始め渡り歩いてみるのも面白そうですね。埼玉県内で熊野神社を見つけたら、訪れてみたいと思っています。

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本記事は2015年12月01日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。