歴史やスポーツなど、川越文化を集約した「初雁公園」

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右を向けば野球場、正面には博物館、そして左手には本丸御殿という史跡、背後には「通りゃんせ♪」で有名な神社と、川越の文化を集約したような「初雁公園」へ訪れました。これだけ様々な観光スポットがある公園も珍しいのではないでしょうか。それでは順に散策していきたいと思います。

まずは背後の「三芳野神社」へ向かってみましょう。こちらは 【通りゃんせ通りゃんせ♪三芳野神社の参道を通りゃんせ♪】 という記事で詳しくご紹介していますので、ぜひそちらもご覧下さい。幼少期に歌った覚えのある「通りゃんせ♪」という歌の発祥の地と言われています。鳥居の向こうには天神様を祀る本殿があります。

公園らしい子ども向けの遊具も設置されていました。さらに夏には市民プールがオープンしまして、多くの子どもたちが集います。網目の柵しか設置されていませんので、広い芝生からプールの光景を眺めることができます。子どもたちはプールで、大人は芝生で寝転ぶということもできるのではないでしょうか。

こちらは川越市営初雁公園野球場です。普段は少年野球などに使われているのですが、7月には甲子園の埼玉県予選が開催されるため、試合日には多くの学生やOBそして高校野球ファンが集結します。公園内に大きな声援が響き渡ることもあります。

照明器具が設置された球場であり、スタンドとグラウンドの距離が近いので、迫力のあるプレーが堪能できます。

川越は「小江戸」と呼ばれることがあり、江戸時代の頃から発展してきた街です。ここには川越城本丸御殿本丸御殿という史跡がありまして、玄関の部分は昔のまま保存されており、移築復元された家老詰所も見学できます。こちらも 【時代劇の世界へタイムスリップできる川越城本丸御殿】 という記事で詳しくご紹介しています。

園内にはレンタル自転車の基地がありました。「川越市自転車シェアリング」というシステムで、基本料金として一律200円でレンタルすることが可能となっています。これに超過料金がプラスされていくのですが、40分までは無料となっており基本料金のみの支払いとなります。初雁公園の周囲を走行するのなら40分はかからないので、公園の外周を自転車で散策するのもアリです。

公園からすぐ出た場所に「川越市立博物館」と「川越市立美術館」があります。「川越市立博物館」はいずれ記事にしてご紹介する予定です。
このように川越の文化が詰まった、観光地として最適な初雁公園でした。
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本記事は2016年03月08日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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