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古久喜の獅子舞のスタート地点!久喜市の「遍照院」

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埼玉県久喜市には「古久喜の獅子舞」という伝統的な行事があります。今から500年程前に、この地で大洪水が発生しました。その時に何故か獅子の頭が流れ着いたのです。地元民によって、この獅子の頭を持ち込んだとされているのが今回ご紹介する「遍照院」です。この出来事が発端となって、毎年7月25日に獅子舞が奉納されることになりました。獅子舞は同市内にあります太田神社で行われるのですが、お神酒でお清めをするのは遍照院とされています。
遍照院をスタートして獅子舞が地域を巡回したのちに、太田神社へ到着し獅子舞を披露します。そして再び遍照院へと戻り古久喜の獅子舞は終了となります。



遍照院は埼玉県久喜市久喜北にありまして、JR宇都宮線・久喜駅から徒歩10分ほどの場所にあります。閑静な住宅街の中にある寺院ですので、「古久喜の獅子舞」の時以外は穏やかな空気が流れているようです。入り口脇の建物では仏画教室が開催されていました。寺院で学ぶ仏画、ありがたみを感じます。その他にもヨーガ教室も行われているようです。



遍照院の本殿前には「南無大師遍照金剛」という真言宗のお経が書かれた仏像が建立されています。よく見ると、錫杖の下部に草履が括りつけられていました。



こちらにも「南無遍照金剛」とありまして、キレイに整備された永代供養の墓です。



さらにペットの墓もありました。遍照院では新しく造られたと思われる石碑や仏像などが多く、全体的に明るいイメージを持ちました。



遍照院には新しいものばかりでなく、久喜市で一番古いとされる文化財も置かれています。それが建長板石塔婆であり、西暦1255年に造られたとされています。埼玉県の荒川流域から切りだされた石で造られており、頭の部分が山型になっているのが特徴です。仏教に関する絵や梵字が書かれており、大切にされてきました。ちなみに埼玉県には2万基もの板石塔婆があり、最も古くて現存するものは西暦1227年とされています。



檀家の人なのか寺院の人なのかは分かりませんが掃除をしている様子を見かけました。普段着で掃除をしていたので清掃業者ではないと思われます。とてもキレイに掃き清められており、印象の良い寺院でした。ちなみに、前述の太田神社はここから約100メートルの近距離にありますので、ぜひ両方とも見学してみることをオススメします。

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本記事は2016年03月08日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。