深谷市の歴史を感じる!珍しいスポットも盛りだくさん「深谷さんぽ」

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埼玉県深谷市と言えばネギを思い浮かべたり、偉人である渋沢栄一氏を連想する方もいるでしょう。今回は深谷市内を散策して見つけた、いくつかの観光スポットをご紹介します。

まず、深谷市内を巡るのにオススメなのがコミュニティバス「くるりん号」。乗車賃は200円ですが1日何度でも乗り放題なので、かなりの広範囲を観光できます。基本的には市内の高齢者の足として利用されているようですが役所に電話して尋ねたところ、バスを待っている高齢者の方がいなければ観光で利用してもらって構わないとの回答をもらいました。また、市内の方はデマンド便といって乗降場所を指定できるバスを利用することが多いようで、定期便や循環便の乗車人数はかなり少なかったです。

深谷市内には中山道が東西に走っているのですが、その東西両端に高さが4メートルもある石製の常夜灯が設置されています。江戸時代に造られたもので、中山道においても最大級の大きさです。下から見上げると、かなり迫力がありますよ。

ここは深谷商業高等学校の校内にある、大正時代に建設された二層楼という建物です。NHKの朝ドラマ「とと姉ちゃん」のロケ地にもなりました。校内に生徒がいない日曜日であれば、午前10時から12時と午後1時から3時までの間、無料で見学することが可能です。

建物は残されていないのですが、かつてこの辺りには深谷城があったそうです。現在ではその外堀が残されているだけであり、知らなければ気づくことができないかもしれません。石が埋められた堀が続いていました。

深谷城址公園の石碑が建立されている後ろの外壁は、昔のものではありません。深谷城があった場所を整備して公園化したもの。かなり広いスペースとなっており、季節ごとに花々が咲き誇ります。

憩いの場といえば、JR深谷駅の西口側にも「下台池公園」というスポットがあります。中央に大きな池がありまして、ベンチも多く設置されていますので、ゆったり過ごしてみてはいかがでしょう。

こちらも公共施設の一つである「深谷ベース」という場所。イベントなどが開催される広場なのですが、貸しオフィスにもなっているので白いプレハブ内で作業をしている人がいました。綺麗なトイレもありましたよ。

地蔵通りにある「大円寺」では、火難厄除けとして知られる水かけ地蔵尊が有名です。境内にはたくさんの地蔵が建立されており、訪れた時は雪解け水によって地蔵が濡れている状態でした。かつて、中央の三体の地蔵が行方不明になったことがあり、その時に火災が多く起こったため何とかして探し出し、水かけ地蔵尊として祀ったそうです。

西の常夜灯近くにある「呑龍院」には、真っ赤な土台の鐘楼が設置されています。他では木製の地味な造りですが、漆色をしたこの鐘楼はかなり目立ちますね。

ちなみに深谷市内を散策するのであれば、徒歩の他に冒頭で紹介したコミュニティバスだけでなく、ふっかちゃん横丁などで1日500円の「フカペダル」という貸し自転車を利用する方法もあります。
JR深谷駅周辺には50ヶ所以上の観光スポットがありますので、ぜひ探してみてください。
(参考)深谷市観光協会 http://www.fukaya-ta.com/cms/wp-content/uploads/2008/08/1d98f46d0e2557533ddd9ef03dfa0bc8.pdf
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本記事は2016年04月14日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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