桜色に染まった"さいたま市"の公共施設「プラザウエスト」

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人口120万人以上を誇り、埼玉県の中核をなしている政令指定都市の"さいたま市"。かつての浦和・大宮・与野・岩槻の4市が合併した都市なので広域であるため、東西南北に文化事業の拠点となるコミュニティセンターが設置されています。これまでにご紹介した記事【こんな施設が自宅近くにあれば幸せ♪「プラザイースト」】(http://saitamania.biz/post/post_disp.php?post_cd=455)やプラザノースそしてサウスピアと、施設名に東西南北の英語名が付けられているのです。
今回はその中から、埼玉県さいたま市桜区にあります「プラザウエスト」をピックアップしました。

プラザウエストへは、浦和駅・北浦和駅・中浦和駅・西浦和駅と浦和と名の付く各駅からバスがでています。南与野駅からもバスが出ており、埼玉大学の近辺にありますので「埼玉大学」のバス停で下車して徒歩約20分ほどで到着します。

2005年にオープンしたこちらの施設、桜区に位置することもあって全体的に桜色でペイントされています。ちなみに桜の木だけでなく、さいたま市の花に指定されている「サクラソウ」の桜色でもあるのです。

プラザウエスト内には桜区役所も設けられており、自動扉の向こうには大きなサクラソウの写真が飾られています。よく見るとガラス扉にも桜マークが散りばめられていますね。

1階にあります「レストランエスカァル」では、埼玉県特別栽培農産物利用店として埼玉県産の食材が使用されています。特徴的なメニューはありませんが、サンドイッチのような軽食からひれかつ膳まで幅広いラインアップ。ドリンクバーのコーナーもあります。

同じく1階には、さいたま市で開催されているイベントを紹介したポスターが多数掲示されているコーナーがあり、ここに来れば市の動きが一目瞭然。参加してみたい企画などが見つかるかも。

ホールの名前は「さくらホール」。やはり桜(サクラソウ)にこだわっているのですね。客席数は402であり、発表会やコンサートなどが数多く行われています。

各階には周囲を一望できる大きな窓が設置されており、天気が良ければ素晴らしい景色が見られることでしょう。周囲は高い建物が少なく、開放感のある雰囲気となっています。

実は各階ごとに椅子の形が異なっていますので、プラザウエスト内でお気に入りの場所を探してみてはいかが?座りやすいクッションが付いた椅子もあり、ホッと一息つけるスペースです。

文化・芸術・レクリエーションの活動拠点ですので、地元の方が描いた絵なども展示されています。広々としているのでゆっくり鑑賞できますね。

ひときわ大きい絵が設置されていました。こちらは「櫻花爛漫」と名付けられた作品であり、近くでよく見ると桜の花びらが一枚一枚丁寧に描かれていることが分かります。桜区の施設に相応しい作品ですし、四季を問わずに花見ができるという意味も込められているそうです。

プラザウエストは中央が吹き抜けになっていて、上階から見下ろしてみるとそのデザイン性に驚かされます。

こちらは館内に設置された案内板。○△□で部屋の位置が示されているので、子どもたちでも分かりやすい造り。

畳が並ぶこの部屋、和室かな?と思いますよね。実はプラザウエスト内にある桜図書館内なのです。利用者がいなかったので照明は消えていましたが、畳に座って本が読めるというのはゆったりできそう。

図書館の本棚も桜色でした。このように春だけでなく、一年を通して施設全体が桜色に染まっている「プラザウエスト」です。
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本記事は2016年04月26日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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