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はるか昔の春日部の民がお出迎え、体験型の「春日部市郷土資料館」

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スカイツリーライン(東武伊勢崎線)とアーバンパークライン(東武野田線)が停車する春日部駅前の通りを、10分ほど歩いて行くと「春日部市郷土資料館」が見えてきます。ちょうど粕壁(←こちらも「かすかべ」と読みます)小学校の真裏にある施設で、午前9時から午後4時45分まで無料にてオープンしています。



平成2年に開館したこの施設は教育センターを兼ねた建物であり、春日部市教育委員会のお膝元にある教育施設なのです。展示資料数は360点ほどであり、体験型の資料が多いのも特徴の一つです。入口の周囲にも江戸時代の農機具や、子どもたちが制作したという「手づくり粕壁宿模型 」なども展示されていました。



入口の横には早速、体験展示が並んでおり本物の土器を素手で触ることが可能です。キャラクターである「はにぞー」の案内に従ってぜひ体験をしてみましょう。



縄文土器の模様をつけてみたり、土器の重さを実感できたりといったものは、子どもだけでなく大人にとっても初めての体験ができるのではないでしょうか。



そして、入口の正面には原寸大という縄文時代中期の竪穴式住居模型がそびえており、中では縄文人の親子が日常生活を送っていました。もちろん人形ではありますが、表情がリアルであり当時の様子が目に浮かぶようです。



さらに奥へ進んでいったのですが、ここにも体験型の展示がありました。いわゆる昔の玩具であり、保育園児や幼稚園児でも楽しめる簡単な玩具です。



子ども向けの資料館かなと思っていたところに、突然巨大な人骨のパネルがあって驚きました。少し薄暗いスポットであり怖さも感じられました。春日部市内には花積貝塚などの遺跡があり、土器などが豊富に出土しているのです。



江戸時代に入ると、春日部は日光街道の宿場町として栄え、市内各地にその名残が見られます。江戸時代の様子も200分の1の模型で細かく説明がなされています。



現在の春日部市の市章は、三本線に人と丸が組み合わさって「春」の字を形成したマークですが、かつては「春」の字を二つの輪が囲っていました。資料館には現市庁舎に掲げられていた金属製の市章が置かれています。



埼玉県内の公共施設でよく見かけるのがこちらの木製ベンチ。埼玉県産のスギの木で作られており、二酸化炭素を貯蔵して環境保全に貢献しているそうです。



訪れた時は市内の中学生が藁細工の体験をしていました。このように最後の最後まで、体験に重点を置いた春日部市郷土資料館でした。

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本記事は2016年05月02日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。