タワーのような巨大建物に囲まれた草加駅前の「アコス広場」

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まだ太陽が昇りきらない明け方に到着してみると、二本の巨大なタワーの後ろが少しずつ明るくなり雄大な光景が広がっていました。
手前の岸壁は「石清水オブジェ」であり、古くから水害に悩まされてきた都市において治水成功を記念したものとされています。

東武スカイツリーライン・草加駅の東口はアコス広場と呼ばれています。その理由をお分かりになるでしょうか?
「草加」をローマ字にすると「SOKA」となり、これを反対に読めば「AKOS(アコス)」となるのです。
また「Akro of Soka(草加の核)」という意味もあると聞きました。今回はアコス広場を中心に散策してみました。

訪れた当日はイベントが開催されておらず殺風景ではありましたが、カーソンプラザと呼ばれるイベント会場です。
カーソンとはアメリカ合衆国カリフォルニア州カーソン市のことであり、草加市と姉妹都市であることにちなんで名付けられました。

二本の巨大な建物のうち南館にはイトーヨーカドーが入居しいて、その7階にアコスホールがあります。
最大528席でスタンディングなら800人を収容できるホールが駅の目の前にあります。

屋上庭園横にあるカフェテリアでのんびりするのも良さそうですね。緑に囲まれていて気持ちが安らぎます。

アコス北館にはマルイがありますので、少し高価な贈答品を贈りたい時に便利。
食料品や日用品が安いイトーヨーカドーと合わせ、買い物に困ることはありません。
二つの建物は渡り廊下で繋がれています。

広場の両端にはベンチの中に銅像が置かれています。
土台の上に飾られた像はよく見かけますが、ベンチの一つに座っているという姿は珍しいですね。
こちらの女性が何をしているか分かりますか?
草加と言えば草加せんべいが有名であり、最初にせんべいを焼き始めたという人物「おせんさん」です。
よく見るとテーブルが網目模様になっていますね。

反対側では焼き上がった草加せんべいを、アコス広場のアコちゃんが美味しそうに食べています。
せんべいをかじる銅像を見たのも初めてでした。

さて、それでは西口側も少しご紹介しましょう。草加市物産・観光情報センターがありまして、土産品などを購入することが可能です。

アニメ「レーカン!」の舞台となった草加市のパンフレットや、草加せんべいマップなどを入手してから観光を始めてみてはいかがでしょう。
アコス広場および草加駅前には、草加の魅力と情報がギュッと集約されています。
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本記事は2016年07月27日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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