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春日部市観光のスタート地点、しんちゃんが皆さんをお迎え「ぷらっとかすかべ」

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観光地の駅前には、よく観光案内所が設けられているのですが、埼玉県春日部市はひと味違います。
それはクレヨンしんちゃんが皆さんをお迎えしてくれること。
1992年から現在までテレビでアニメ放送がされている、クレヨンしんちゃんの故郷として知られています。
春日部市も全面的に、しんちゃんを観光資源としており、
市役所でパネルと記念撮影できるコーナーが用意されているほどです。



東武鉄道・春日部駅の東口より、大落古利根川方面へ進んでいくと、
数分ほどで大きなクレヨンしんちゃんの看板が見えてきます。
月曜を除く平日休日の午前9時から午後4時30分まで開いており、
春日部市観光のスタート地点としてふさわしい場所です。
ちなみに「ぷらっとかすかべ」の名前は、その名の通りぷらっと寄れるようにという意味が込められ、
さらにプラットホームという意味も含まれています。



施設へ一歩踏み入れると、そこはクレヨンしんちゃんパラダイス。
人形やパネル、そしてポスターが所狭しと飾られています。
そこに「BALLAD 名もなき恋のうた」と書かれた大きな凧が並んでいまして、有名な芸能人の名前も入っています。
その理由は、この映画の原案が「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」であったから。
戦国時代を舞台にした映画の原案が、アニメというのも珍しいですよね。



建物の壁には、クレヨンしんちゃんの原稿も貼られていました。
残念ながら作者の方は2009年に逝去されているので、とても貴重な原稿ということになります。



クレヨンしんちゃんには春日部市内と思われる場所が複数登場していますが、
名称はかなり変更されており、このような比較パネルがあると分かりやすいです。
イトーヨーカドーならぬサトーココノカドーというから笑えます。



もちろん春日部市の観光案内所ですから、クレヨンしんちゃん以外の情報も入手できます。
日光街道の粕壁宿として発展してきた地域ですので、市内各地に文化財の解説標識が建立されています。



来館記念スタンプは…もちろんクレヨンしんちゃんです。
ここまで、こだわっていると逆に潔いですね。
「ようこそオラの街春日部へ!」というフレーズが魅力的です。



春日部市には親善大使の制度がありまして、
テレビでよく見かける芸能人や著名人の方が、親善大使用の名刺を持っています。



春日部市は桐たんすや桐箱の生産が盛んであり、
ぷらっとかすかべにもお土産品として精巧に作られた木彫のストラップが販売されていました。
ありがたいことに、スタッフの方がガラスケースから取り出して写真撮影をさせてくれました。



もちろんリーズナブルな記念品も販売されており、はがきセットや根付などが人気を集めています。
このようにクレヨンしんちゃん記念館のようにもなっていますが、
しっかりと観光案内所としての役割も果たしている「ぷらっとかすかべ」でした。

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本記事は2016年08月08日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。