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バラいっぱいの街、秋なら無料でバラ園見学!「伊奈町制施行記念公園」

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バラというと春のイメージが強いと思われますが、実は秋にもシーズンを迎えるのです。
埼玉県北足立郡伊奈町は「バラのまち」としてPRをしており、その中心地が「伊奈町制施行記念公園」です。
公園名は少しお役所チックな気もしますが、その中にあるバラ園はとても素晴らしいものでした。
今回は秋のバラ園をご案内します。



大宮が始発駅となっているニューシャトルへ乗車し、
その終点駅の内宿駅から徒歩10分ほどの場所に「伊奈町制施行記念公園」があります。
公園のゲートを見るだけでも昭和な雰囲気を感じますが、昭和48年に完成した公園です。



さて、早速バラ園へと進みましょう。
毎年5月中旬から6月上旬までは有料となっていまして、一日券が200円で販売されています。
何度も訪れたい人は1,000円のシーズン券を購入すると良いでしょう。
しかし、秋のバラシーズンは何と無料ですので、次々と咲き誇るバラを見続けるのも一興です。



秋のピークは11月上旬とのことでしたが、訪れたのが11月下旬であったため、
一部のバラはすでに散っていました。
それでも300種類4,500株も植えられていますので、まだ綺麗に咲いているバラもありました。



バラ園の中心には噴水がありまして、その水の中にバラの花びらが浮かんでおり、とても美しかったです。
天気が良い日であれば、噴水の周りに置かれたベンチでお弁当を食べてみたいですね。



このようなモニュメントもありました。
「伊奈の夢石」と名付けられており、子どもたちの夢を描いたものが埋められているそうです。
いわゆるタイムカプセルの役目を果たしています。



伊奈町という名称は、伊奈備前守忠次がこの一帯を治めていたことから名づけられたそうです。
顔をくり抜いた記念写真パネルは各地で見かけますが、
その由来について漫画にしたものを展示しているのは、珍しいと思います。



私がバラ園を周って素晴らしいと感じたバラをいくつかご紹介しましょう。
つまり秋のピーク後でも綺麗に咲いているバラということになります。
こちらは黄色がまぶしい「伊豆の踊子」という名のバラです。
バラは名前も魅力的なものが多く、日本の名作なのになぜか作出国がフランスというのにも興味を持ちました。



こちらは「ツル.ダイナマイト」と、何とも力強くて真っ赤なバラです。作出国はアメリカとなっていました。



この公園内には野球場やキャンプ場も併設しており、
グラウンドにはドクターヘリが着陸できるようになっています。
このように春だけでなく、秋にも訪れてみたい「伊奈町制施行記念公園」です。

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本記事は2016年08月16日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。