年に一度のお楽しみ!電車好き垂涎の「丸山車両基地まつり」

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埼玉県さいたま市大宮区と北足立郡伊奈町を結ぶ、ローカルトレインのニューシャトル(埼玉新都市交通)。
そのニューシャトルが、年に一度のまつりを開催すると聞いて訪れてみることにしました。

車両基地はニューシャトルの途中駅である「丸山駅」にあります。
大宮駅から数えて9駅目のこの駅には、埼玉県立がんセンターや埼玉県立精神医療センター、
そしていくつかの専門学校があるだけで、普段は観光地ではありません。

しかし、年に一度埼玉県民の日である11月14日には車両基地を一般にも公開するとあって、
近隣の住民の方や各地から訪れた電車好きの子どもから大人まで多数の人々が集まります。

最初に目についたのは、建物の前で販売されている駅弁です。
ニューシャトルは始発駅から終点まで往復しても1時間程度の距離なので、
駅弁を食べるような電車ではないのですが、この日に限っては各地の駅弁が並んでいました。

いつもは立ち入ることができない場所で、大手を振って歩けるというのは楽しいものですね。
細長い建物内には電車や整備用の機械などが、所狭しと並んでいました。
まつりなので、伊奈町のゆるキャラである「伊奈ローズちゃん」も遊びに来ていましたよ。

電車のタイヤを、これほどまで間近で眺められるというのは不思議なものです。
大きな大きなタイヤは、重量感たっぷりでした。

建物の外を見ると、長蛇の列ができており何事かと思いました。
もしかすると間違った場所から建物に入り、順番を抜かしてしまったのかと焦りました。
ところが駅員に聞いてみると、これから即売会が開催されるというのです。

購入するつもりがない人は、列に並ぶことなく建物内へと進めます。
売り場では使い古したパネルやライトなどが置かれており、
きっと電車好きの人にとっては垂涎のお宝なのでしょう。

車両基地で見る鉄道模型は、何だかひと味違いますね。
この他にもお楽しみ抽選会や、車両洗浄線の通過体験など魅力的な行事が盛りだくさん。
人気のコーナーは、受付で無料の予約チケットを受け取っておく必要があります。

司令室も見学できたのですが、保安上の問題で写真撮影は禁止となっていました。
このように電車好きの人も、そうでない人も皆が楽しめる丸山車両基地まつりです。
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本記事は2016年08月19日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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