不思議なモニュメントに囲まれた小学校を探検!年に一度の「宮代町桜市」

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3月下旬から4月上旬にかけて、埼玉県内各地で行われる桜イベント。
埼玉県南埼玉郡宮代町でも毎年「桜市」が開催されており、姫宮落川前の桜並木が会場となっています。

実はこのイベントでは、屋台をまわったり花見をしたりするだけでなく、
全国的にも珍しい小学校を探検できるのがポイント。
一体、どのような小学校なのでしょう。

東武スカイツリーライン・東武動物公園駅から徒歩10分ほどの場所が会場となっており、
すぐ近くにホワイトタイガーで有名な東武動物公園があります。
桜市は日曜日に開催されたので、動物園へ遊びに来た家族連れも桜市へと繰り出していて混雑していました。

イベント会場では、小中学生のブラスバンドや宮代進修太鼓、
琴の生演奏などが行われており子どもたちが活躍していました。

さて、一通り会場をまわったところで気になったのがこちらの建物。
宮代町立笠原小学校の校舎なのですが、何だか沖縄っぽい色使いですよね。
実はこの校舎は全国的にも有名であり、珍しい形をしているのです。
建築家集団である「象設計集団」の作品の一つで、沖縄県名護市庁舎の設計も行いました。

桜市では笠原小学校の校庭が開放されており、誰でも自由に校舎周辺を見学することができます。
建物内には入れませんが、とても開放的な建物となっており十分に見てまわることができました。
面白いのは校舎の壁に、たくさんの平仮名が彫り込まれていること。
「く・た・び・れ・も・う・け」や「ひ・や・み・ず」など、ことわざの一部の文字が並んでいるのです。
これを毎日見ながら通学したら、ことわざが得意になりそうですね。

2階へ進んでいくと、壁の一部がそろばんのようになっていました。
窓枠はあるものの、ガラスは入っていませんのでデザイン重視であることが分かります。

校庭の一部。ここだけ見たら、小学校とは思えない光景ですね。
宮代町立笠原小学校では「はだし教育」を実践しており、校庭で子どもたちが元気に駆けまわるそうです。

それでは桜市へと戻り、宮代町の名物を食べることにしましょう。宮代町のB級グルメは「棒ギョーザ」。

実際に一本購入してみました。宮代町には餃子屋が多いそうで、地元産の野菜を使って餃子を仕上げています。
食べ歩きもできるスティック型の「棒ギョーザ」、しっかりとニンニクが効いていて美味しかったです。

周囲を見渡すと、何だか不思議な格好をした人たちが。
実はコスプレイベントが行われており、まるでロケ地のような宮代町立笠原小学校で撮影ができるとあって、
たくさんのコスプレーヤーが集合していました。
宮代町商工会が更衣室を提供するなど、公式イベントとして開催しています。
すぐ近くには「進修館」
(【映画のロケ地!?コスプレーヤーたちの聖地が埼玉県に!宮代町「進修館」】で詳しくご紹介)もあり、
家族連れだけでなくコスプレーヤーにも人気の「宮代町桜市」でした。
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本記事は2016年08月23日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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