ピンクとイエローのハーモニー!埼玉県随一の桜の名所「権現堂堤」

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埼玉随一の桜の名所として有名な、幸手市の権現堂堤。
今回は「幸手桜まつり」が開催されている、一年で最も景色が美しい時期に訪れました。
そこには桜だけでなく鮮やかな菜の花も咲いており、ピンクとイエローのハーモニーが最高です。

降り立ったのは東武鉄道日光線の幸手駅。
駅前に臨時販売所が設営されていましたので、
まつり会場でお土産を買い忘れた人もココで購入することが可能です。

駅から権現堂堤へは、朝日バスに乗車して「五霞町役場」の停留所で下車すると便利ですが、
約30分ほどかけて幸手の街並みを見ながら徒歩で向かうのも良いでしょう。
桜まつりの期間だと、いくつかの店舗が休憩所を設け、トイレの貸し出しをしていました。

幸手市内の自動販売機には、桜の花や菜の花がイラスト化されたものがラッピングされていました。
この風景を権現堂堤で見ることができるのですね。

権現堂堤とは、江戸時代に権現堂川の堤防として築かれたものです。
現在では約1kmに渡って1,000本の桜が咲いていますが、
かつては6kmに3,000本の桜が植えられていたそうです。

観光パンフレットやインターネットでは桜の名所として紹介されていますが、
周囲には菜の花畑も多く素晴らしい景色が見られます。

訪れた日はあいにく雨模様だったのですが、
「幸手桜まつり」が始まるまで周辺を散策してみることにしましょう。
この坂の先には一帯が見渡せる展望台が用意されています。

ここは県営権現堂公園として整備されており、広範囲にわたって多目的運動広場などが設けられています。
1号公園から4号公園までありますよ。
堤沿いには調整池が設けられているのですが、ここで素晴らしいものが見られます。
それは後でのお楽しみ。

中川と呼ばれている川の説明が書かれているのですが、カッパの博士が話しているという設定なので、
子どもでも分かりやすい文章になっています。

こちらが桜並木。
ジョギングや散歩を楽しんでいる人が多いとのことです。
川に向かって桜が張り出しているので圧倒されますね。

周囲の公園にも桜が咲いていました。
ちなみに川沿いを歩いていると、ちょうどここが県境になっているので、気づくと茨城県五霞町に入っていました。

訪れた日は「幸手さくらマラソン大会」の日であり、満開の桜の下をランナーたちは走り抜けていきます。
仮装をした人も多くて、脇道で見ているだけでも楽しいですよ。

一度は見てもらいたいスポットがこちら「スカイウォーター120」です。
近くで見ると、噴き上げる水の高さに驚きますよ。
最大120フィート(36.6メートル)まで噴き上がります。
桜まつりの期間は一日に何度も噴き上がっていますが、普段は土曜日・日曜日に数回実施されています。

お昼に近づくにつれ、太陽が顔を出しましたので全体的に明るい雰囲気となりました。

権現堂堤の方へ戻ってみると、数多くの出店が並んでおり、活気に満ち溢れています。

桜にちなんで桜まんじゅうや桜もち、そして地酒なども販売されていました。
春は「桜まつり」ですが、初夏には「あじさいまつり」そして秋に「曼珠沙華祭り」、
冬は「水仙まつり」が開かれるので、一年を通して花が楽しめる「権現堂堤」です。
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本記事は2016年08月24日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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