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幸せをあなたの手に!桜の時期に訪れたい「幸手市さんぽ」

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「幸せをつかむ」という言葉がありますよね。埼玉県には「幸せを手にする街」として「幸手」という都市が存在するのです。その由来は、一説によるとかつて海であったこの地域に「薩手が島(さってがしま)」があり、そこから幸手に変化したとされています。「幸手」という文字を「薩手」に当てた人は先見の明がありますね。この文字にちなんで「ハッピーハンドレリーフ」(別記事で詳しくご紹介します)などの町おこしをしています。



幸手市の中心地となる幸手駅は東武スカイツリーラインおよび東武日光線の鉄道駅です。この地に幸手城があったとされていますが、現在ではその遺構は残されていません。



駅の構内(改札口横)には幸手の特産物がショーケースに並んでいます。観光前にここでチェックをするのも良いですね。



幸手市のマスコットキャラクターは「さっちゃん」。関東有数の桜の名所である権現堂桜堤(別記事で詳しくご紹介します)があるため、桜の妖精のような姿をしています。胴体が黄色なのは菜の花の名所でもあることから、このカラーになっています。



市内各所には優しく微笑む地蔵様のパネルが設置されており、幸手ということもあって手の部分が強調されています。その下にハンドルが付いており、まわすと「幸せ物語」が30秒流れるとのことですが、電源が抜けていたり故障したりで聴くことはできませんでした。



江戸時代には幸手宿として賑わいを見せており、日光街道沿いには今でも古い建物がたくさん並んでいます。



「日光街道幸手を感じる会」という市民団体では、古い民家や商家を残そうという活動をしており、明治時代から昭和初期の建物が10軒以上並んでいます。



こちらは「あさよろず旅館」という1819年創業の老舗旅館です。伊藤博文や板垣退助、そして大久保利通といった著名人も宿泊したことがあるのですが、現在ではリニューアルされ近代的な建物へと変化しています。



さて、さんぽをしたのが桜の時期でしたので権現堂桜堤で開催された桜まつりにも立ち寄りました。ここでしか購入できないという「バウムクーヘン桜」なども販売されています。



こちらはちょっと珍しい桜色をした純米酒(にごり酒)を見つけました。赤い色をした酵母を用いているので、着色料は使われていません。甘い味で女性にも人気とのこと。
幸手市を訪れて観光をすれば、幸せな気分になれるかも。歴史や桜などを満喫してみてください。

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本記事は2016年08月25日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。