「農」がある新コミュニティを目指す!宮代町の「新しい村」

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「新しい村」と聞くと、どのような印象を持ちますか。独立した自治体?それとも町村合併で誕生した村?実は「新しい村」の住所が「埼玉県南埼玉郡宮代町字山崎777-1」なので正式な村ではなく、「農のあるまちづくり」を目指したコミュニティエリアなのです。

「新しい村」は、森の市場を中心として周囲を田んぼや畑が取り囲んでいます。三角屋根の小さな建物は、宮代町産の食材を用いて料理やドリンクを提供する小さなカフェ。

喫茶店でよく見かけるナポリタンや一汁三菜ランチ、地場産野菜と米を用いた森のカレーなどがあります。宮代町産のニンジンを使ったドリンクもありますよ。木彫の仔牛?のようなオブジェも置かれていました。

さて、続いては森の市場「結」に入ってみましょう。午前9時30分から午後5時までオープンしており(毎週月曜日定休)、宮代町産の食材や加工品がたくさん並んでいます。巨峰の産地とのことですが、店内にはキウイも販売されていました。

あっ、巨峰を使った加工品を見つけました!それが「宮代巨峰わいん」です。これならシーズンオフでも宮代の巨峰を味わえますね。

お酒つながりで地酒も販売されています。「翌朝、絶好調の目覚めが期待できるという声が殺到」という不思議なPR文が添えられていました。食事ともよく合う酒ということで、弁当類や惣菜そしてパンもたくさん用意されていましたよ。

さて、それでは村内を散策してみることにしましょう。「森のトラスト保全第5号地」として山崎山の雑木林が保全されていました。寄付によって自然の姿を保たれている林、宮代町全体で自然を大切にしていることが分かります。

広い村内から不思議な建造物が見えました。実はこれ東武動物公園のメインアトラクションである「水上木製コースターレジーナ」なのです。東武動物公園のすぐ近くにあり、最寄り駅も東武スカイツリーライン・東武動物公園駅から徒歩15分ほどとなっています。

「村の集会所」や「農の家」という建物もありましたが、普段ですと一般の人は入れないようです。それでも子ども向けのイベントや、大人向けに婚活イベントなどもこちらで開催されています。

最後にご紹介するのは調整池。釣り人が集まっており、のほほんとした空気が広がっています。田植え体験にラベンダー摘み取り、ブルーベリー摘み取りやじゃがいも掘りなどもできる「新しい村」、ぜひ宮代町の農業に触れてみてください。
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本記事は2016年09月02日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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