なぜかSLが境内前にドンと置かれている「草加神社」

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東武スカイツリーライン・草加駅の西口から400メートルほどの場所にある「草加神社」。なぜか境内の前に「C56 110」という本物のSLが置かれています。また、子宝に恵まれる神社としても知られており、さらに80年ぶりに古式復活という節分祭も行われると聞いて訪れました(ただし2014年から続けて80年ぶりという看板が掲出されており、2月3日に豆まきが行われたようです)。

草加神社は元々「氷川社」と呼ばれており、安土桃山時代に創設されたものと考えられています。明治時代に入って草加市内にある11の社を統合して、草加神社が誕生しました。現在では総鎮守として大切にされています。

狛犬の周囲に結び付けられたおみくじの数をご覧ください。これを見るだけでも多くの人たちが訪れていることが分かります。雨に濡れる場所であるにも関わらず、かなりキレイな状態だったので比較的新しいおみくじということでしょう。

続いて手水場へと向かいました。自動センサーが取り付けられており、近づくと一定量の水が排出される仕組みとなっています。これまで多くの神社を巡ってきましたが、この設備が取り付けられている神社は比較的大きな神社であることが多いです。

拝殿・本殿の右奥には稲荷神社や八幡社などが祀られており、こちらも賽銭箱をみると最近再整備されたのだと推測できます。

こちらが草加神社の拝殿となりまして、平成16年に新築されたものです。ちなみに本殿は、昭和58年に草加市の市指定文化財となりました。見事な彫刻なども飾られていますので、訪れた方はぜひぐるりと一周してみてください。

境内には力石と大銀杏があります。力石の方は地面に固定されているようで動かすことはできませんが、重さが187.5キログラムもあるそうです。

大銀杏は樹齢350年以上という老木ですが今も立派な姿をしており、この幹に抱きつくことによってパワーが貰えます。かなりゴツゴツした樹皮なので、手をケガしたり服が破けたりしないよう気をつけましょう。

そして境内前の「氷川中公園(氷川第1児童遊園)」にはSLが置かれています。これは、昭和44年まで実際に運行されていた蒸気機関車でありボロボロにはなっていますが、ポニーという可愛い愛称が付けられています。

朝6時過ぎに草加神社を訪れたので、園内では多くの方たちがラジオ体操をしていました。神社で参拝をして帰る人もいて、地元に密着した神社であることが伝わってきました。
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本記事は2016年09月09日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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