無料でプロの試合を観戦できる浦和球場

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チョコレートの香りが漂うロッテ浦和工場の隣には、千葉ロッテマリーンズの二軍球場となっている浦和球場があります。
一軍のスタジアムは千葉県の幕張にあるのですが、若手の選手を養成したりケガのリハビリを行ったりするのは埼玉県の浦和球場なのです。

球場へのアクセスはJR武蔵野線と埼京線が停車する武蔵浦和駅から徒歩で十分ほどのところにありまして、ロッテ工場の大きな看板を目指して歩くと道に迷わず到着します。
浦和球場では観戦をするためのチケットが販売されておらず、ファームの試合が組まれていれば誰でも無料で試合観戦ができるようになっています。

そのため一人で行くのも良いですし、プロ野球が好きな友人と行くのも楽しいです。
滞在時間としては試合が行われていると最終回まで観戦をするのであれば2時間から3時間程度は必要ですが、試合のない日だと浦和球場で選手が練習しているのを見るという形になりますので数分でも構いませんし、練習時間中はずっと見学していても良いのです。
浦和球場の楽しみ方として一軍の選手がプレーするスタジアムとの違いは、選手との距離感が非常に近いということです。
少し前までは試合を観戦しに来た一般客と選手が同じトイレを使用していましたので、気がついたら大柄な選手が隣で用を足していたということもありました。
今では一般客用のトイレが新設されたましたのでそのようなことはなくなったのですが、野外のグラウンドと室内練習場までの通路は一般道路なので、選手が移動している時に声をかけることも可能です。

そのため、プロ野球の選手カードを持った子どもたちやサインを書くための色紙やユニフォームを持った大人が、サインペンやマジックを持って選手が出てくるのを待機しているという光景が見られます。
選手にもよりますが気さくに会話をしてくれますし、サインもしてくれますので千葉ロッテファンには魅力的なスポットです。
また、二軍の試合として対戦する埼玉西武ライオンズの選手が大型バスに乗ってやってきますし、千葉ロッテマリーンズの選手のように浦和球場周辺を歩いていますので、同じように声をかけるられます。
関東以北のチームが浦和球場へ来ますので、北海道日本ハムファイターズや東北楽天ゴールデンイーグルス、読売ジャイアンツに東京ヤクルトスワローズの選手を見かけることがあります。
浦和球場に設置されている自動販売機には千葉ロッテマリーンズ仕様のものがあり、並べられている商品は一般の飲料ですが可愛いマスコットが見られます。

また、隣のロッテ浦和工場で生産されたロッテアイスの自動販売機も置かれているので、出来立てかどうかは分かりませんがアイスを購入できます。
少し変わった楽しみ方としては選手が乗っている自動車をチェックするというものがあります。
千葉ロッテマリーンズの室内練習場の敷地内に、選手の自動車が多数並べられていまして一軍で活躍する選手はかなりの年俸をもらっていますので高級車が多数並んでおり圧巻です。
選手が浦和球場へ来る時に駐車場を外から見ていると、どの選手がどのような自動車に乗っているかが分かりますので、インターネットや新聞では得られない情報を入手することが可能です。
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本記事は2014年04月14日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。
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