さいたまにあTOP >> 観る

昔ながらの祭りの良さが味わえる!和樂備(わらび)神社

2084views

このエントリーをはてなブックマークに追加

蕨駅西口から、昭和の雰囲気が漂う駅前商店街を10分ほど歩くと、和樂備(わらび)神社に着きます。



近くには市役所や市民会館、市立病院といった公共施設があり、江戸時代の宿場町の面影を色濃く残す旧中山道が通っています。

このような公共施設や通りが醸し出す、蕨市中心部の独特な風情の中に、和樂備神社は位置しているのです。

和樂備神社に行こうと思ったきっかけは、旧中山道で例祭の案内の幟を見かけたことです。

そして2012年10月14日、和樂備神社の例祭に行ってみました。

例祭では、町内会単位で10基くらいの御輿が繰り出していました。



また駅前商店街と神社の間には細い道があり、その道の両側に屋台が並んでいて、お祭りの雰囲気を一層盛り上げていました。

御輿はそれぞれの町を出発し、駅前商店街を通って神社の境内に入ります。

町内会ごとに揃いの法被を着た担ぎ手が、声を掛け合いながら御輿を担ぎ、本殿に奉納するところは、まさに祭りのクライマックス。

昔ながらの祭りの良さを、とことん実感できます。



御輿が奉納された後は、地元有志による和太鼓の演奏と、神楽の奉納が行われました。



当日はあいにくの曇り空でしたが、自宅から少し足を運んだところにこのような神社と祭りがあることを知って、いたく感激しました。



例祭がきっかけで、翌2013年から初詣は和樂備神社に行くことにしています。

2013年は北戸田駅のホームで初日の出を拝み、その後埼京線で戸田まで移動して、そこから20分ほど歩いて和樂備神社に行きました。

境内は空いていて、すがすがしい気分でお参りできました。

ところが2014年は午後に初詣に行ったので、参拝客が多く、境内の外の道路まで並んでいたのです。

お参りにはそれなりに時間がかかりました。

初詣の人混みが苦手なら、朝早い時間帯に行く方がよさそうです。

ここで、和樂備神社の歴史について簡単にふれておきます。

創建は明らかではありませんが、室町時代に蕨を所領とした渋川氏が八幡大神を奉斎したのが始まりといわれています。

江戸時代には「蕨八幡」と呼ばれ、三学院末成就院が別当として祭祀を掌っていました。

1873(明治6)年に村社(旧社格の一つで、郷社の下、無各社の上。

例祭などに村から奉幣しました)になり、1911(明治44)年には近隣の18社を合祀して「和樂備神社」と改称しました。

大正の末に、現在の風致の原形が完成しています。

1997(平成9)年には、社殿が再建されました。

和樂備神社に行くなら、秋から冬がおすすめです。

10月には例祭、12月にはおかめ市、1月には初詣、2月には節分と、年中行事が続くからです。

古式ゆかしく進められる年中行事は、有名な社寺の祭りほど大きくはありませんが、地域の小さな社寺の祭りより大きく、昔ながらの祭りの良さや趣を十分堪能できると思います。

◎和樂備神社について
住所: 〒335-0004 埼玉県蕨市中央4-20-9
TEL: 048-431-2549
営業時間(社務所): 9:30-16:30
ホームページ: http://www.warabi.ne.jp/~jinja/
交通アクセス: JR京浜東北線蕨駅より徒歩約10分、JR埼京線戸田駅より徒歩約20分

その他の記事

この記事へのコメント

マップ

本記事は2014年04月17日時点での情報ですので、場合によっては適用されないこともあります。あらかじめご了承ください。